とうぶえむあーるあいけんさ、とうぶえむあーるえーけんさ
頭部MRI検査、頭部MRA検査
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

頭部(脳やその周辺血管)

対象疾患

脳腫瘍脳梗塞脳出血硬膜血腫、硬膜下血腫、脳動脈瘤もやもや病下垂体腫瘍髄膜腫神経鞘腫、視神経腫瘍、聴神経腫瘍、脳炎、多発性硬化症 など

概要

頭部MRI検査は強力な磁石の力を利用し、脳や血管の状態を調べることができる検査です。頭部MRI検査にはさまざまな撮影法があり、それらを使い分けることで脳梗塞発症時期を推定したり、腫瘍を見つけたりするのに役立ちます。また、頭部MRA検査という検査方法では、頭の中の血管を撮影することができます。
X線を使用しないため被ばくしないだけでなく、頭部CT検査で見つけることが難しい病気を見つけることができるという利点があります。ただし、ペースメーカーなど体内に金属が埋め込まれている人やタトゥーの入っている人は、検査ができないことが多いので注意が必要です。また頭部MRI検査は頭部CT検査と比べると受けられる医療機関が限られています。

メリット

  • X線を使用しないため被ばくしない
  • 頭部CT検査で見つけることが難しい病気(脳梗塞脳腫瘍、脳炎など)を見つけることができる

デメリット

  • 検査時間はおよそ20-40分で、X線検査CT検査と比べると長い
  • 検査中に装置から工事現場のような大きな音が発生する
  • トンネルのような筒型の装置に入って検査を行うため、閉所恐怖症や安静が保てない方は検査が難しい
  • ペースメーカーなど体内に金属を埋め込んである場合は検査できないことがある
  • 頭部CT検査と比較すると検査を受けられる医療機関が限られている
  • 夜間救急時間帯では頭部MRI検査を行っていない医療機関も多い

詳細

頭部MRI検査は強力な磁石の力を利用し、脳や血管の状態を調べることができる検査です。頭部MRI検査にはさまざまな撮影法があり、それらを使い分けることで脳梗塞の発症時期を推定したり、がんを見つけたりすることができます。より詳しく調べるために造影剤を注射しながら撮影することもあります。
頭部の断面図を得ることのできる検査には、頭部MRI検査のほかに頭部CT検査があります。頭部CT検査はX線を利用して撮影しますが、頭部MRI検査は磁気を利用しています。それぞれで見つけるのを得意としている病気は異なり、頭部CT検査では脳出血や骨折などの診断が得意なのに対し、頭部MRI検査では脳梗塞脳腫瘍などの診断に優れています。
また、頭部MRI検査はX線を使用しないので被ばくの心配がありません。そのため、妊娠中であっても医学的に必要と判断されればMRI検査が行われる場合があります(ただし、造影剤を用いるMRI検査については、造影剤の赤ちゃんへの影響がわかっていないため、行われないことが多いです)。一方で、ペースメーカーなど体内に金属が埋め込まれている方や閉所恐怖症の方は検査が難しい、検査を受けられる場所がCT検査と比べると限られているといったデメリットがあります。

MRA検査について

MRA検査はMRI検査の技術を応用することで、造影剤を用いなくても血管を撮影することができる検査です。MRA検査とMRI検査は使う装置も方法も同じなので、脳ドックなどで頭部MRI検査を行う際には同時に頭部MRA検査を行うことも多いです。
頭部MRA検査では、脳血管を撮影することで動脈瘤、狭窄、解離、奇形などを見つけることができます。また、頸部MRA検査といって脳血管につながる首の動脈を撮影することもあります。

検査の流れ

  1. 専用の服に着替える
  2. 検査室に入り専用の検査台に横になる
  3. 撮影する身体の部位にコイルという器具をつける
  4. 検査中は工事現場のような大きな音がするので防音のためヘッドホンや耳栓をつける
  5. 検査開始。検査時間はおよそ20-40分でひたすら動かずに横になる

検査を受ける際の注意点

  • 検査中に装置から工事現場のような大きな音が発生します(耳を塞いでも多少は聞こえてくる程度の騒音です)。
  • 長時間トンネルのような筒型の装置に入って検査を行うため、閉所恐怖症や安静が保てない方は検査が難しくなります。
  • ペースメーカーなど体内に金属を埋め込んでいる場合は検査ができない場合があるので、医師に相談してください。
  • 腎機能が悪い方では造影剤を用いたMRI検査を受けることができません。
  • 造影剤を使用する場合、造影剤に対するアレルギーが起こることがあります。

頭部MRI検査、頭部MRA検査のタグ

カテゴリ
サブカテゴリ
病気
脳腫瘍 未破裂脳動脈瘤(脳動脈瘤) 慢性硬膜下血腫 脳出血(脳内出血) 脳梗塞 一過性脳虚血発作(TIA) もやもや病(Willis動脈輪閉塞症) 多発性硬化症 パーキンソン病 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症) てんかん メニエール病 突発性難聴 急性中耳炎 脳血管性認知症 うつ病 良性発作性頭位めまい症(BPPV) 髄膜腫 妊娠高血圧症候群 聴神経腫瘍(前庭神経鞘腫) ギラン・バレー症候群 内頚動脈狭窄症 中枢神経原発悪性リンパ腫(原発性脳リンパ腫) 顔面けいれん ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺) 脳膿瘍 インフルエンザ脳症 頭蓋咽頭腫 神経膠腫(グリオーマ) 視神経管骨折 一酸化炭素中毒 先端巨大症(巨人症) 口腔がん 福山型先天性筋ジストロフィー 耳性帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群) 脳性麻痺 反回神経麻痺 急性脳症 再発性多発軟骨炎 単純ヘルペス脳炎 解離性障害、転換性障害 せん妄 びまん性脳腫脹(脳浮腫) 急性散在性脳脊髄炎(ADEM) ライ症候群 自律神経失調症 唾液腺炎 点頭てんかん 無月経 レビー小体型認知症 多発性のう胞腎 上顎洞がん ハンチントン病 早発卵巣不全、早発閉経 群発頭痛 眼窩腫瘍 血管肉腫 眼窩底骨折 網膜芽細胞腫 ウェルニッケ脳症 パーキンソン症候群 肺動静脈瘻 後頭神経痛 亜急性硬化性全脳炎 副鼻腔腫瘍(鼻副鼻腔腫瘍) 稀発月経 尿崩症 唾液腺腫瘍 睡眠相後退症候群 クッシング症候群 思春期早発症 三叉神経痛 下垂体腺腫 下垂体前葉機能低下症 尿毒症性脳症 脈絡膜腫瘍 びまん性軸索損傷 器質性精神障害 頭蓋底骨折 HIV関連神経認知障害(HAND) 圧迫性ニューロパチー(絞扼性ニューロパチー) 性腺機能低下症 コルサコフ症候群 咽喉頭異常感症 眼球突出 舌がん 小頭症 ADH分泌不適合症候群(SIADH) ACTH単独欠損症 核黄疸 18トリソミー(エドワーズ症候群) 前頭側頭型認知症(ピック病) 外傷性くも膜下出血 鼻茸 転移性脳腫瘍 脊髄小脳変性症 脳動静脈奇形 肝性脳症 水頭症 顔面神経麻痺 くも膜のう胞 多系統萎縮症(MSA) 耳下腺腫瘍 大脳皮質基底核変性症 頻発月経 高齢者てんかん 過少月経 クロイツフェルト・ヤコブ病(プリオン病) 椎骨脳底動脈循環不全 神経ベーチェット病 結核性髄膜炎(脳結核腫) 進行性核上性麻痺(PSP) 脳卒中 スタージ・ウェーバー症候群 レム睡眠行動障害 不妊症 軽度認知障害(MCI) 膠芽腫(悪性神経膠腫、グリオブラストーマ) 下垂体炎 ラヌラ(がま腫) ワレンベルグ症候群(延髄外側症候群) 眼瞼けいれん 細菌性髄膜炎 脳静脈血栓症 頚動脈海綿静脈洞瘻 音響外傷(急性音響性難聴) 13トリソミー(パトウ症候群) ダンディー・ウォーカー症候群 フリードライヒ運動失調症 神経原性ショック 神経梅毒 進行性多巣性白質脳症 高プロラクチン血症 HTLV-1関連脊髄症(HAM) 頸部嚢胞(正中頸嚢胞、側頸嚢胞など) 血管芽腫 ノカルジア症 乏突起膠腫 甲状腺ホルモン不応症 マシャド・ジョセフ病(MJD) 髄芽腫 正常圧水頭症 ライソゾーム病(総論) ムコ多糖症(総論) 急性間欠性ポルフィリン症 脳脊髄液減少症(低髄圧症候群) ラトケのう胞 可逆性後頭葉白質脳症症候群 頭蓋内胚細胞腫瘍 神経線維腫症2型 側頭葉てんかん 一過性全健忘(TGA) 本態性振戦 遅発性内リンパ水腫 好酸球性副鼻腔炎
トピック