みゃくらくまくしゅよう
脈絡膜腫瘍
眼の脈絡膜(網膜というカメラのフィルムにあたる部分の裏にある血管の豊富な組織)というところにできた腫瘍
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最終更新: 2018.10.16
脈絡膜腫瘍の基礎知識
POINT 脈絡膜腫瘍とは
脈絡膜は網膜の外側にある膜です。ここに発生する腫瘍が脈絡膜腫瘍です。脈絡膜にから発生する場合もあれば、他のがんが脈絡膜に転移してくる場合もあります。腫瘍は良性のこともあれば、悪性の腫瘍のこともあります。腫瘍の大きさやできる場所によって症状は変わりますが、飛蚊症(ものを見る時に黒い虫が動いているように見える)や視力低下などが起こります。眼底検査や頭部MRI検査を使って診断が行われ、治療は手術(腫瘍の部分を切り取る)や放射線、抗がん剤などを組み合わされます。脈絡膜腫瘍が見つかった場合は眼科で治療が行われます。
脈絡膜腫瘍について
脈絡膜腫瘍の症状
脈絡膜腫瘍の検査・診断
- 眼球の詳しい検査
眼底検査 :腫瘍 の有無を調べる- 蛍光
眼底 造影 検査:血液の流れの状態を調べる 頭部MRI 検査:腫瘍の位置や大きさを調べる
脈絡膜腫瘍の治療法
腫瘍 局所切除(腫瘍の一部を切り取る)放射線治療 抗がん剤 を目の動脈に注入する転移性 の場合は、元の腫瘍を治療する必要がある悪性腫瘍 の場合は経過が悪く、眼球ごと腫瘍を摘出する手術を行うことがある
脈絡膜腫瘍のタグ
脈絡膜腫瘍に関わるからだの部位
