しゃし
斜視
眼の向いている方向の異常で、ものを見ようとしても片眼の視線が目標物に向いていない状態
5人の医師がチェック 20回の改訂 最終更新: 2018.10.23

斜視の基礎知識

POINT 斜視とは

目の向いている方向の異常のことで、ものを見ようとしても片方の目の脂腺が目標物に対して向いていない状態がみられます。斜視を起こす原因はさまざまで、生まれたときから斜視のこともあれば、脳腫瘍やウイルス感染、重症筋無力症、多発性硬化症などの病気が原因になることもあります。複視(ものが二重にみえること)が起こったり空間把握能力に影響したりします。子どもの場合は手術や特殊な眼鏡(プリズム眼鏡)を使って治療し、大人の場合は原因となっている病気を探し、原因を治療します。斜視が気になる人は小児科や眼科で相談してみてください。

斜視について

  • 眼の向いている方向の異常で、ものを見ようとしても片眼の視線が目標物に向いていない状態
  • 原因は先天性(生まれつき)と後天性(生まれたあとに起こるもの)がある
    • 後天性の場合は複視(ものが二重に見える状態)が起こることが多い
  • 主な病型
    • 共同性斜視:眼球の動く範囲に制限がない
    • 麻痺性斜視:眼球の動く範囲に制限がある
  • 小どもの斜視の原因
    • 先天性で原因不明の場合が多い
    • 脳腫瘍ウイルス感染・小児筋無力症などの病気が原因となることがある
  • 成人の斜視の原因

斜視の症状

  • 複視が起こることがあるが、頭の角度などで調整出来る場合は複視が起こらない場合もある
  • 小児期から発症していると、ものを立体的に把握する能力など視力の発達が不十分となることがある

斜視の検査・診断

  • 眼の動きから診断される
  • 斜視の原因となっている病気が存在しないかを調べるために、血液検査や画像検査を行う

斜視の治療法

  • 小どもの場合
    • 先天性内斜視の場合は1歳までに手術をすることが多い
    • 2-3歳から発症してくる場合は、手術やプリズム眼鏡を用いて治療する
  • 成人の場合
    • ほとんどの場合でなにか原因となっている病気があり、その病気に対する治療が重要
    • 複視が強く斜視が改善されない場合は、手術やプリズム眼鏡を用いて治療する

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