ふくびくうしゅよう

副鼻腔腫瘍

副鼻腔または鼻腔に腫瘍ができる疾患。がん(悪性腫瘍)から、特に治療の必要ない良性腫瘍までを含めた総称

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7人の医師がチェック 73回の改訂 最終更新: 2016.09.26

副鼻腔腫瘍の基礎知識

副鼻腔腫瘍について

  • 副鼻腔または鼻腔にできる腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類される
    • がん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがある悪性腫瘍無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがある)から、特に治療の必要ない良性腫瘍「がん」ではない腫瘍。無制限に大きくなったり、転移したりする悪性腫瘍とは異なるが、部位やサイズによっては手術が必要となるまでを含めた総称
  • 主な原因
    • 喫煙
    • 特定の化学物質にさらされる職場環境:金属メッキ加工業、大工業
    • ヒトパピローマウイルス皮膚や粘膜に感染するウイルス。様々ながんや病気の原因となる。性交渉により感染し、子宮頚がんの原因になるものが最も有名の感染
  • 男性に多い
    • 中年期以降に多い
  • アレルギー性鼻炎など慢性的ある病気や症状が、完全に治癒しないまま長期的に持続している状態のことな鼻水や鼻づまりの症状がある人は、腫瘍の存在に気づくのが遅れがちになる

副鼻腔腫瘍の症状

  • 主な症状
    • 鼻詰まり
    • 鼻腔周辺の圧迫感、痛み
    • 頭痛
    • 鼻水
    • 鼻血
    • 鼻の中にできて治らないしこりやただれ
    • 顔面または口腔の天井部分にできたしこり
    • 顔面の感覚の麻痺神経の障害により、手足などに十分な力が入らない、感覚が鈍くなるなど、身体機能の一部が損なわれることあるいはチクチクした痛み
    • 眼球の腫れ
    • 物が二重に見える
    • 左右の眼が互いに違う方を向く
    • 上側の歯の痛み、歯のぐらつき、入れ歯の不適合
    • 耳の内部の痛みや圧迫感
  • 通常は鼻の片側だけに症状が出る

副鼻腔腫瘍の検査・診断

  • 視診:鼻腔の中を覗きこんで異常の有無を調べる
  • 鼻鏡:鼻の内部を調べる
  • 内視鏡自在に曲がる管の先にカメラがついていて、体の奥を覗くための機械。有名なのは胃カメラや大腸カメラだが、様々な太さや用途がある検査:鼻の内部を調べる
  • 画像検査:鼻腔、咽頭の異常の有無を調べる
    • レントゲンX線(放射線)を使って、体の中の状態を簡易的に調べる画像検査検査:腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの有無を調べる
    • CTX線(放射線)を用いて、体の内部を画像化して調べる検査検査:腫瘍の大きさや位置を調べる
    • MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査検査:腫瘍の大きさや位置を詳しく調べる

副鼻腔腫瘍の治療法

  • 内視鏡自在に曲がる管の先にカメラがついていて、体の奥を覗くための機械。有名なのは胃カメラや大腸カメラだが、様々な太さや用途があるでの手術
    • 腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの摘出
  • 放射線療法主にがんに対して用いられる、放射線を用いた治療法化学療法がんの治療の一種で、抗がん剤を使った治療の総称
  • 副鼻腔がん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがあるは診断された時点ですでに大きく広がっていて治療が困難なケースが多い
  • 治療が終わった後でも、頭、首に別の種類のがんが発生するリスクがある

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