口腔がん - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)
こうくうがん
口腔がん
口の中にできる悪性腫瘍(がん)の総称。舌にできる舌がんが一番多い
7人の医師がチェック 122回の改訂 最終更新: 2021.03.18

口腔がんの基礎知識

POINT 口腔がんとは

口腔は口の中全体のことを指し、口の中にできるがんの総称が口腔がんです。口腔がんには歯肉がんや頬粘膜がん(ほほの粘膜のがん)などがあり、その中では舌がんが最も多いです。口腔がんの主な症状は痛みやしこり、腫れです。視診(見た目の診察)で口腔がんが疑われる人には、組織診(腫瘍の一部を取り出して顕微鏡でみる検査)によって診断が行われ、がんの広がりをみるためにCT検査、MRI検査などが行われます。 手術や放射線、抗がん剤が有効で、自分の状況に適したものが選ばれます。口の中のできものやしこり、口内炎が長く残っている人は口腔がんの可能性があります。口腔外科や耳鼻咽喉科、頭頸部外科などで詳しく調べてもらってください。

口腔がんについて

  • 口の中全体を口腔といい、ここにできるがんを総じて口腔がんと呼ぶ
  • 口腔がんの主な原因
    • 喫煙
    • 飲酒
    • 口内の不衛生
  • 口腔がんはがんができる場所によって分類される
    • 舌がん
    • 歯肉がん
    • 口腔底がん
    • 頬粘膜がん(きょうねんまくがん)
    • 口蓋がん(こうがいがん)
    • 口唇がん
  • 舌がんが最も多く、次に歯肉がんが多い

口腔がんの症状

  • 主な症状
    • 口腔の痛み
    • しこり
    • 腫れ
    • ただれ
    • 口内炎
    • 出血
    • 歯のぐらつき
    • 口臭
  • 病気の説明
    • 初期には自覚症状が少ないため、注意が必要
    • 特に症状が改善せずに長く続く場合には検査を受けてみるほうが良い

口腔がんの検査・診断

  • 診察で口腔がんを疑う
  • 画像検査
    • 口腔内に腫瘍がないか、また腫瘍の広がりなどを調べる
    • 主に以下のものが行われるレントゲンX線)検査
    • CT検査
    • MRI検査
  • 組織診
    • 異常が見られる部分の一部を採取し、がん細胞が含まれるかどうかを調べる

口腔がんの治療法

  • 基本的な治療方針
    • がんができる場所によって治療が異なるが、基本的に手術が第一に選択される
  • 手術以外の主な治療
    • 口腔底がんや頬粘膜がん
      • 放射線療法が有効
    • 転移していない口腔がん
      • 治療効果を高めるために、手術前後に化学療法を行う
    • 手術後に以下の症状が出た場合はリハビリテーションが必要
      • 嚥下障害(飲み込みづらい)
      • 構音障害(話しづらい)
  • 長期的な経過
    • 病気の進行具合や治療の効果によって異なるが、5年生存率は概ね60-80%程度

口腔がんが含まれる病気

口腔がんのタグ

口腔がんに関わるからだの部位