こうくうがん

口腔がん

口の中にできる悪性腫瘍(がん)の総称。下にできる舌がんが一番多い。

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7人の医師がチェック 118回の改訂 最終更新: 2017.06.15

口腔がんの基礎知識

口腔がんについて

  • 口の中全体を口腔といい、ここにできるがん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがあるを口腔がんと呼ぶ
  • 口腔がんの主な原因
    • 喫煙
    • 飲酒
    • 口内の不衛生
  • 口腔がんはがんができる場所によって分類される
    • 舌がん
    • 歯肉がん
    • 口腔底がん
    • 頬粘膜がん(きょうねんまくがん)
    • 口蓋がん(こうがいがん)
    • 口唇がん
    • 舌がんが最も多く、次に歯肉がんが多い

口腔がんの症状

  • 主な症状
    • 口腔の痛み
    • しこり
    • 腫れ
    • ただれ
    • 出血
    • 歯のぐらつき
    • 口臭
  • 病気の説明
    • 初期には自覚症状が少ないため、注意が必要

口腔がんの検査・診断

  • 診察で口腔がんを疑う
  • 組織診病気を詳しく調べるために、体や病変の一部を切除して顕微鏡で調べる検査。例えば、腫瘍ががんか否かを調べる時などに行われる腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの一部を採取し、腫瘍が良性病気の中でも、相対的に経過が悪くないもの。多くの場合、腫瘍をつくる病気に対して、悪性腫瘍と対比させるために使われる用語か悪性か調べる
  • 画像検査:口腔内に腫瘍がないか、また腫瘍の広がりなどを調べる
    • レントゲンX線(放射線)を使って、体の中の状態を簡易的に調べる画像検査
    • CTX線(放射線)を用いて、体の内部を画像化して調べる検査
    • MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査

口腔がんの治療法

  • 基本的な治療方針
     がん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがあるができる場所によって治療が異なるが、基本的に手術が第一選択治療や検査について、まず最初に選ばれるものを指す。最も基本的、あるいは効果が立証されているもの
  • 主な治療
    • 口腔底がんや頬粘膜がん
      放射線療法主にがんに対して用いられる、放射線を用いた治療法が有効
    • 転移がん細胞がリンパ液や血流にのって、リンパ節や他の臓器にまで広がること。転移がある場合は進行がんに分類されることが多いしていない口腔がん
      ・治療効果を高めるために、手術前後に化学療法がんの治療の一種で、抗がん剤を使った治療の総称を行う
    • 手術後に以下の症状が出た場合はリハビリテーションが必要
      嚥下障害(飲み込みづらい)
      構音障害舌や口を動かす筋肉が麻痺してうまくしゃべれなくなった状態。脳の病気(脳腫瘍や脳卒中)、顔面神経の病気などが原因で起こる(話しづらい)
  • 長期的な経過
     5年生存率診断、治療開始から5年経過後に生存している患者の割合。命に関わるがんなどの病気で用いられることが多い数値は60~80%程度

口腔がんに含まれる病気


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口腔がんに関わるからだの部位