せいせんきのうていかしょう
性腺機能低下症
男性ホルモン、女性ホルモンの分泌が少なくて、二次性徴が起きない病気のこと
7人の医師がチェック 84回の改訂 最終更新: 2017.12.29

性腺機能低下症の基礎知識

POINT 性腺機能低下症とは

性腺機能低下症は男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が不十分で二次性徴がみられないことです。性腺機能低下症は脳(下垂体)や性器に異常があることなどが原因で、血液検査や染色体検査、CT検査などを用いて診断します。原因によって適した治療が異なりますが、主にはホルモンの補充などを行い治療します。 二次性徴がなくて性腺機能提低下症が心配な人は内分泌内科小児科泌尿器科産婦人科を受診して相談してみてください。

性腺機能低下症について

  • 男性ホルモン、女性ホルモンの分泌が少なくなり、第二次性徴が起きない病気のこと
    • 生殖器(精巣や卵巣)もしくは下垂体から作られるホルモンの分泌が低下することでも引き起こされる
  • 原発性と持続性に分けられる
    • 原発性:生殖器(精巣、卵巣)に異常をきたしたもの
    • 持続性:下垂体に異常をきたしたもの

性腺機能低下症の症状

  • 男児の主な症状
    • 声変わりがおきない
    • 陰毛が生えてこない
    • 睾丸が発達しない
  • 女児の主な症状
    • 胸が出てこない
    • 陰毛が生えてこない
    • 初潮がこない

性腺機能低下症の検査・診断

  • 身体診察を行い、成長に問題がないかを調べる
  • 血液検査
    • 原因となるホルモンの分泌量などを検査する
    • 調べる主なホルモン
      ・女性ホルモン
      男性ホルモン
      下垂体ホルモン 
  • 遺伝子検査:遺伝子情報を調べ、性腺機能低下の原因となる病気を調べる
  • 画像検査:下垂体の腫瘍の有無などを調べる
    • 頭部CT検査
    • 頭部MRI検査

性腺機能低下症の治療法

  • ホルモン補充療法:男性ホルモン、女性ホルモンを補充する
  • 早期に治療を行うことが重要

性腺機能低下症に関連する治療薬

卵胞ホルモン製剤(エストロゲン製剤)

  • 卵胞ホルモンを補充し、更年期障害によるほてり、発汗などの症状や不妊症、卵巣欠落症状などを改善する薬
    • 更年期障害では卵胞ホルモン(エストロゲン)が減ることで自律神経失調や精神症状がおこる
    • 更年期障害では、血管運動症状(ほてり、発汗など)や冷え、不眠、疲労感などがあらわれる
    • 卵巣機能不全による不妊症や卵巣摘出による卵巣欠落症状などでは卵胞ホルモンの不足がおこる

  • 薬剤よっては骨粗しょう症に使用する場合もある
  • 薬剤によって剤形が内服剤、貼付剤、塗布剤など様々であり各製剤毎に適切な使用方法などの理解が必要となる
卵胞ホルモン製剤(エストロゲン製剤)についてもっと詳しく


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