きはつげっけい
稀発月経
月経周期(生理の間隔)が39日以上の場合を稀発月経という
6人の医師がチェック 129回の改訂 最終更新: 2018.11.15

稀発月経の基礎知識

POINT 稀発月経とは

正常の月経周期は25-38日間隔とされており、39日以上で3ヶ月未満のものを稀発月経、3ヶ月以上のものを続発性無月経と呼びます。ホルモンバランスの乱れが原因で起こることが多いですが、子宮や卵巣など女性器の病気にも注意が必要です。原因を診断するにはホルモン検査、内診、超音波検査、子宮卵管造影検査などが必要に応じて行われます。治療としては、挙児希望がなく、特に他の病気が隠れていないようであれば様子見のみとすることが多いです。稀発月経となる他の病気が隠れている場合には、それに対する治療を行います。稀発月経が心配な方や治療したい方は婦人科を受診してください。毎朝起きてすぐの基礎体温を1月経周期分はかって、データとして持参すると診察の際に良い参考となります。

稀発月経について

  • 月経周期(生理の間隔)が39日以上ものを稀発月経という
    • 月経周期とは、ある月経(生理)の開始日から次の月経の開始日までの間隔のこと
    • 正常な月経周期(生理の間隔)は、25日-38日間隔
    • 月経周期の変動は6日以内が正常
  • 主な原因
    • 急激なダイエットやストレスによるホルモンバランスの乱れ
    • 子宮や卵巣甲状腺などの病気
  • 思春期や閉経(生理の終わり)直前にみられる

稀発月経の症状

  • 月経の周期が長くなる
  • 月経周期の乱れは、突然起こることや徐々に起こること、間に正常な周期をはさむことなど様々

稀発月経の検査・診断

  • 基礎体温の測定:体温を測り、排卵の有無を調べる
  • 血液検査:ホルモン分泌に異常がないか調べる
  • 超音波検査:子宮や卵巣の様子を調べる
  • 細胞診検査:子宮のがんが疑われる場合などに行われる
  • 染色体検査:性に関する染色体の異常を調べる
  • 頭部MRI検査:脳にある下垂体の異常が疑われる場合などに行われる

稀発月経の治療法

  • 月経を起こすための治療
    • ホルモン療法
      ・女性ホルモンのエストロゲン製剤またはエストロゲン製剤とプロゲスチン製剤の組み合わせを使う
    • 排卵誘発薬
      視床下部に働くクロミフェン、卵巣に働くFSH製剤とhMG製剤がある
  • 無排卵の場合
    • 無排卵が長く続くと不妊の原因となる場合もある
    • 日頃から基礎体温を測り、低体温が続く場合は無排卵が疑われるので受診する
  • 排卵があれば治療を急ぐ必要はない
    • 排卵が見られなくても、妊娠の希望がなければ治療が不要の場合もある

稀発月経のタグ

稀発月経に関わるからだの部位

医師登録をしてMEDLEYの編集に協力する