らぬら(がましゅ)

ラヌラ(がま腫)

唾液がたまった袋が、下あごと舌の間にできる病気

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4人の医師がチェック 17回の改訂 最終更新: 2017.08.16

ラヌラ(がま腫)の基礎知識

POINTラヌラ(がま腫)とは

がま腫は下あごと舌の間に唾液がたまった袋ができる病気です。唾液を分泌する唾液腺(主に舌下腺)から唾液の流れが悪くなると、袋状に膨らみます。症状は舌の下や、顎の下が腫れます。舌の下の浅い部分にあると青紫色の袋に見えます。自然につぶれたり、切開することで一旦は小さくなりますが、再発することが多いです。診断は、経過や腫れを確認することでできます。診断が難しい場合やがま腫の場所を確認するためにMRI検査を行うことがあります。がま腫の切開のみでは再発しやすく、舌下腺の摘出や、がま腫内に薬を注入して縮小させる治療があります。治療は耳鼻咽喉科で行うことが多いため、繰り返す舌の下の腫れや、顎のあたりの腫れがある場合は、受診してみましょう。

ラヌラ(がま腫)について

  • 唾液がたまった袋が、下あごと舌の間にできる病気
  • メカニズム
    • 口の中の唾液腺(唾液を分泌する場所)に何らかの原因で炎症体の免疫が防御反応を起こしている状態。原因は、感染、けが、免疫の異常(アレルギーなど)と様々。免疫が強く反応することで、熱、腫れ、痛みなどが出るが起こることで、唾液が組織の中で溜まり、袋状になる
  • 頻度(発生率、罹患率一定期間内に発生した疾患の発症しうる母集団に対する割合。有病率と区別される、患者数など)
    • 女性に多く、罹患率は男性の3倍

ラヌラ(がま腫)の症状

  • 典型的な症状
    • 通常痛みは無い
    • 舌と下あごの間の粘膜が風船のように腫れる
  • 特徴的な症状
    • 腫れてきた袋を破ると、中から粘性の高い液体が出てくる
    • 破ってもしばらくすると再発することが多い

ラヌラ(がま腫)の検査・診断

  • 基本的には特別な検査は行わず、経過と診察のみで診断して治療を行う
  • 判断が難しい場合には、MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査が行われることもある

ラヌラ(がま腫)の治療法

  • 主な治療法
    • 腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの切開(再発することがよくある)
    • 唾液腺(舌下腺)の摘出
    • ピシバニールの腫瘍内注入

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