しょうとうしょう
小頭症
同世代や同じ性別の小児と比較して頭の大きさが小さく、頭蓋骨の成長が不十分である状態
8人の医師がチェック 132回の改訂 最終更新: 2017.12.06

小頭症の基礎知識

小頭症について

  • 同世代や同じ性別の小児と比較して頭の大きさが小さく、頭蓋骨の成長が不十分である状態
  • 以下のことが原因で起こる
    • 頭蓋骨早期癒合症
    • 染色体異常(ダウン症候群など)
    • 妊娠中の、胎児への血流不足
    • 妊娠中の母親の感染症
      サイトメガロウイルス風疹ウイルス水痘帯状疱疹ウイルスが原因になりうる
      ・ジカウイルス感染との関係が問題となっている(ジカ熱の流行地域に行った場合は最低8週間避妊したほうが良いと推奨されている)
    • 有害物質への暴露
    • 栄養失調
  • 胎児の時点で異常が生じている先天性のものと、生まれてから頭蓋骨が成長しなくなる後天性のものに分けられる
  • 後天性の場合、脳の構造自体は保たれていることが多い
    • この場合知能発達は正常

小頭症の症状

  • 主な症状
    • 頭蓋骨が小さい
    • 額の位置が後ろにある
    • 顔のバランスが歪んで見える
  • その他の症状
    • 知能発達の遅れ
    • 低身長

小頭症の検査・診断

  • 頭の周囲径の測定:小頭症診断のための最も基本的な検査
  • 家族歴の聴取:小頭症の中には遺伝するタイプのものがある
  • 画像検査:小頭症の診断ではなく、脳の状態を調べるために行われる
    • 頭部CT検査
    • 頭部MRI検査

小頭症の治療法

  • 小頭症は骨の成長の異常が原因であり、後から成長を促進させられるような根本的な治療法はない
  • 発達の遅れなど、小頭症に伴って生じた他の症状に対する対応(知能訓練、環境整備)を行う

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