そくとうようてんかん
側頭葉てんかん
動きが止まり一点を凝視したのちに、口や手がもぞもぞ動くことが特徴的なてんかん。無意識状態で一連の発作を行う
2人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2018.08.12

側頭葉てんかんの基礎知識

POINT 側頭葉てんかんとは

側頭葉という脳の場所の問題で起こるてんかんのことです。 動きが止まり一点を見つめたあとに口や手がもぞもぞ動く発作が特徴的で、発作が起こる前触れとして、不快感や気が遠くなる感じなどを自覚することがあります。頭部MRI検査や頭部CT検査、脳波検査、PET検査などで診断が行なわれます。抗てんかん薬や手術で治療されますが、てんかんの中でも手術の効果が高いとされているので、積極的に検討されます。側頭葉てんかんの症状に当てはまる人は神経内科や内科などを受診してください。

側頭葉てんかんについて

  • 動きが止まり一点を凝視したのちに、口や手がもぞもぞ動くことが特徴的なてんかん。無意識状態で一連の発作を行う
  • 前触れとして、こみ上げるような不快感、気が遠くなりそうな感じ、恐怖感などがある
  • てんかん発作の前後に性格が変化する場合もある
  • 激しいけいれんが起こることは稀で荒れるが、無意識に動いているので、場合によっては生命を脅かす危険がある
  • 脳の側頭葉と言われる部位で異常な電気信号が起こることで症状が出現する

側頭葉てんかんの症状

  • 症状は一連の流れがあり
    • 前触れとして、こみ上げるような不快感、気が遠くなりそうな感じ、恐怖感などが起こる
    • 突然動きが止まり一点を凝視したのちに、口をピチャピチャ動かしたり手をもぞもぞ動かしたりする
    • 無意識で動いているため、アイロンに触っていようが、横断歩道を歩いていようが本人は理解していない
  • てんかん発作の前後に性格が変化する場合もある(てんかんが治れば性格は元に戻る)
  • 記憶力が低下することがある(昔の記憶よりは数日前くらいまでの近い記憶)
  • 幻覚や抑うつ状態を伴うことがある

側頭葉てんかんの検査・診断

  • 専門的医師によって症状から診断が可能

側頭葉てんかんの治療法

  • 薬物療法
    • カルバマゼピン、レモトリジン、レベチラセタム、フェニトイン、ゾニサミドといった薬のうち一つを定期的に飲む
    • 上の薬物単独で効果が見られない場合は、これらを併用する
  • 手術療法
    • 頭蓋内電極留置法
    • 側頭葉切除術
    • 海馬多切術
  • 手術によって治る確率は高く、70−80%程度の人が治癒すると言われている

側頭葉てんかんのタグ

側頭葉てんかんに関わるからだの部位

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