いんこうとういじょうかんしょう
咽喉頭異常感症
のどに異物感、違和感が常にある状態。飲みこみや発声には支障がない
7人の医師がチェック 137回の改訂 最終更新: 2017.07.21

咽喉頭異常感症の基礎知識

POINT 咽喉頭異常感症とは

のどに異物感や違和感があるものの、炎症や腫瘍、神経障害など明らかな原因がその時点で特定されていないものの総称です。症状はのどの異物感で、イガイガしたり、腫れている感じや息苦しさを感じることがあり、飲み込み時に症状が悪化することがあります。不安やストレスで違和感が悪化することが多いです。診断は検査で喉に異常がないことを確認します。鼻からのどに胃の内視鏡より細いカメラをいれて観察したり、必要に応じて超音波検査やCT、MRI検査を行います。原因が特定された場合はそれぞれの病気に対する治療を行います。頻度としては逆流性食道炎によるものが多いため、胃薬で治療することがあります。喉の違和感が長期間続く場合は、一度耳鼻咽喉科に相談してみてもよいでしょう。

咽喉頭異常感症について

  • のどに異物感、違和感が常にある状態
    • 特に飲み込みの際に症状が目立つ
    • 飲みこみや発声には支障がない
  • 咽喉頭異常感症という一つの病気があるわけではなく、のどに違和感が生じている状態を総称して「咽喉頭異常感症」と呼ばれている
    • のどの炎症腫瘍、神経障害など明らかな原因が特定されているものは含まない
    • 「のどの異常感のうち、その時点で医学的に原因が不明なもの」を指す用語である
  • 不安やストレスによって違和感が生じやすくなることが知られているが、詳細なメカニズムは未だ明らかでない
  • 咽喉頭異常感症の診断をするためには、十分な検査を行い以下のような他の病態を除外することが重要

咽喉頭異常感症の症状

  • のどの異物感
    • イガイガする、腫れている感じ、息苦しいなど
  • つばを飲み込む際に、のどに何かがつかえる感じがある
    • 食事や水などを飲んだときには感じないことが多い

咽喉頭異常感症の検査・診断

  • 検査で喉に病気がないことを確認する
  • 喉頭ファイバー:のどに異常、異物がないかなど調べる
  • 画像検査:のどの違和感の原因となる腫瘍などがないか調べる
    • CT検査
    • MRI検査

咽喉頭異常感症の治療法

  • 原因疾患がある場合、それぞれの疾患に対する治療を行う
  • 原因疾患がわからない場合には抗不安薬などを用いた対症療法を試みる


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