もうまくがさいぼうしゅ
網膜芽細胞腫
赤ちゃんに発症する代表的な遺伝性の悪性腫瘍の一つ。網膜にできるがん
4人の医師がチェック 123回の改訂 最終更新: 2017.12.06

網膜芽細胞腫の基礎知識

網膜芽細胞腫について

  • 赤ちゃんに発症する代表的な悪性腫瘍の1つで、網膜にできるがん
    • RB1と呼ばれる遺伝子の異常が関連していることがわかってきている
    • その他に、ウィルムス腫瘍腎芽腫)、肝芽腫などが新生児に起こる悪性腫瘍として有名
  • 出生約1-2万人に1人の頻度とされている
  • 赤ちゃんは症状を話すことができないので、日常生活の動きや雰囲気から察してあげることも必要

網膜芽細胞腫の症状

  • 主な症状
    • 視力の低下
    • 眼の奥が白く光る(白色瞳孔)
    • 斜視(左右の眼球の方向が合っていない状態)
  • 生まれたての赤ちゃんに起こるので、症状をうまく伝えられず発見が遅れることが多い

網膜芽細胞腫の検査・診断

  • 眼底検査:眼の中を覗いて腫瘍がないかなどを調べる
  • 画像検査:腫瘍の有無、大きさなどを調べる
    • レントゲンX線写真)検査
    • 超音波検査
    • 頭部CT検査
    • 頭部MRI検査

網膜芽細胞腫の治療法

  • 主な治療法
    • 視力の温存や回復が期待できる場合
      放射線療法
      ・レーザー治療
    • 腫瘍が大きい場合や視力の回復が見込めない場合
      ・眼球ごと腫瘍を取り除く(眼球摘出術)
  • 白色瞳孔は外から見てわかりやすいが、病気が進行してから出現する症状である
    • 早期発見が難しいことが多い
  • がんが眼の中に留まっているうちに治療を行えば、90%以上の確率で治癒可能である


網膜芽細胞腫のタグ

診療科
からだ

網膜芽細胞腫に関わるからだの部位


MEDLEYニュース新着記事