デカドロンエリキシル0.01%に関係する解説
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)
- デカドロンエリキシル0.01%は、副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)に分類される。
- 副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)とは、抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患など多くの疾患・病態の治療に用いられる薬。
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)の代表的な商品名
- プレドニン、プレドニゾロン
- メドロール
- デカドロン
- ゼンタコート
商品名 | デカドロンエリキシル0.01% |
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一般名 | デキサメタゾン液 |
薬価・規格 | 4.3円 (0.01%1mL) |
薬の形状 |
内用薬 > 液剤 > 液
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製造会社 | 日医工 |
ブランド | デカドロン錠0.5mg 他 |
YJコード | 2454002S1122 |
レセプト電算コード | 620006985 |
月経異常、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、便秘
誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨病的骨折、緑内障、後嚢白内障、血栓塞栓症、腫瘍崩壊症候群
多幸症、不眠、頭痛、めまい、振戦、末梢性感覚ニューロパチー、激越、傾眠、筋肉痛、関節痛、関節腫脹、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、低ナトリウム血症、高カリウム血症、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、好中球減少症、血小板減少症、白血球減少症、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下いっ血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、皮膚乾燥、過敏症、発疹、発熱、疲労感、ステロイド腎症、頻尿、体重増加、精子数増減、精子運動性増減、しゃっくり、発声障害、咳嗽、動悸、耳鳴
薬剤名 | 影響 |
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生ワクチン | ワクチン由来の感染を増強又は持続 |
ジスルフィラム | 急性ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応、顔面潮紅、血圧降下、胸部圧迫感、心悸亢進、頻脈、悪心、嘔吐、頭痛、失神、めまい、痙攣、呼吸困難、視力低下 |
シアナミド | 急性ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応、顔面潮紅、血圧降下、胸部圧迫感、心悸亢進、頻脈、悪心、嘔吐、頭痛、失神、めまい、痙攣、呼吸困難、視力低下 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> | 低ナトリウム血症 |
リルピビリン | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩 | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
イマチニブ | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
エプレレノン | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
エレトリプタン | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
ドネペジル | 血中濃度を低下させ作用を減弱 |
カスポファンギン | 血中濃度が低下 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 | 本剤の作用が減弱 |
バルビツール酸誘導体 | 本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール | 本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
カルバマゼピン | 本剤の作用が減弱 |
フェニトイン | 本剤の作用が減弱、血中濃度が上昇又は低下 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | 本剤のAUCの上昇、AUCが低下 |
リトナビル | 本剤のAUCの上昇、AUCが低下 |
アプレピタント | 本剤の作用が増強 |
エンシトレルビルフマル酸 | 本剤の作用が増強 |
マクロライド系抗生物質 | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
エリスロマイシン | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
アゾール系抗真菌剤 | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
イトラコナゾール | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
メフロキン | 本剤又はメフロキンの血中濃度が変動 |
シクロスポリン | 血中濃度が上昇 |
サリチル酸製剤 | 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
アスピリン | 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
血液凝固阻止剤 | 作用を減弱 |
ワルファリンカリウム | 作用を減弱 |
糖尿病用薬 | 作用を減弱 |
ビグアナイド系製剤 | 作用を減弱 |
スルホニルウレア系薬剤 | 作用を減弱 |
速効型食後血糖降下剤 | 作用を減弱 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 | 作用を減弱 |
チアゾリジン系薬剤 | 作用を減弱 |
DPP-4阻害剤 | 作用を減弱 |
GLP-1アナログ | 作用を減弱 |
SGLT2阻害剤 | 作用を減弱 |
インスリン製剤 | 作用を減弱 |
血圧降下剤 | 作用を減弱 |
利尿剤 | 作用を減弱 |
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> | 低カリウム血症 |
トリクロルメチアジド | 低カリウム血症 |
フロセミド | 低カリウム血症 |
カルシウム受容体作動薬 | 血清カルシウム濃度が低下 |
エボカルセト | 血清カルシウム濃度が低下 |
エテルカルセチド | 血清カルシウム濃度が低下 |
シナカルセト | 血清カルシウム濃度が低下 |
エフェドリン含有製剤 | 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下 |
サリドマイド | 血栓症と血栓塞栓症のリスクを高める、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis:TEN |
インドメタシン製剤 | デキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性 |
ワクチン | 神経障害、抗体反応の欠如 |