びしょうへんかがたねふろーぜしょうこうぐん
微小変化型ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群を起こす疾患の1つで、子どものネフローゼ症候群の原因として最多
4人の医師がチェック 39回の改訂 最終更新: 2017.12.06

微小変化型ネフローゼ症候群の基礎知識

微小変化型ネフローゼ症候群について

  • ネフローゼ症候群を起こす疾患の1つ
    • 小児から青年期に起こることが多い
      ・10歳以下の子どものネフローゼ症候群の原因として最多の病気
    • 大人では、NSAIDs合併症や、傍腫瘍症候群に関連して起こることがある
  • 膜性腎症に比較すると急速に発症、進行する

微小変化型ネフローゼ症候群の症状

微小変化型ネフローゼ症候群の検査・診断

  • 血液検査、尿検査
    • 蛋白尿、ネフローゼの程度などを検査する
    • 他のネフローゼを起こす疾患(膜性腎症など)がないかどうか、抗体の検査などを行う
  • 小児の場合は腎生検は行わないことが多い
    • 成人の場合は腎生検を行い確定診断を行う

微小変化型ネフローゼ症候群の治療法

  • ステロイドの使用が原則
    • 軽症であれば飲み薬のステロイドで治療することも可能であるが、状態によっては点滴のステロイドを使用する
  • なかなか治らない場合は、ステロイドに加えて免疫抑制剤も使うことがある
  • 高血圧や全身のむくみ浮腫)が有る場合は食塩制限(一日6g)、タンパク質制限などを行う
  • 治療がうまくいくことが多いが再発することも少なくないので、治療後も検尿をチェックしていくことが望ましい

微小変化型ネフローゼ症候群に関連する治療薬

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
    • 副腎皮質ホルモンの一つのコルチゾールは抗炎症作用、免疫抑制作用、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用などをもつ
    • 本剤はコルチゾールを元に造られたステロイド薬

  • 本剤は薬剤のもつ作用持続時間によって、(作用の短い順に)短時間作用型、中間型、長時間作用型に分けられる
  • 本剤は多くの有益の作用をもつ反面、副作用などに注意が必要となる
    • 副作用の軽減目的のため、抗菌薬や胃薬などを併用する場合もある
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)についてもっと詳しく


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