きゅうせいふくじんふぜん(ふくじんくりーぜ)
急性副腎不全(副腎クリーゼ)
副腎から出る、ステロイドを始めとする様々な重要なホルモンの分泌が低下した状態。
7人の医師がチェック 78回の改訂 最終更新: 2017.12.06

急性副腎不全(副腎クリーゼ)の基礎知識

急性副腎不全(副腎クリーゼ)について

  • 副腎から出る、コルチゾールなどのステロイドホルモンの分泌が低下した状態
  • 病気のメカニズム
    • ステロイド薬(コルチゾールと同じ働きをする)を長期(数週間以上)にわたって使用していると、自身の副腎からコルチゾールを分泌する力が落ちてしまう
    • 自分でコルチゾールを分泌できない状況で、それまで飲んでいたステロイド薬を突然やめると、体内のコルチゾールが足りなくなって副腎クリーゼ発症してしまう
    • 健康な人は風邪を引いたりストレスがかかると自然とコルチゾールの分泌が増えるが、ステロイド薬を使用している人は自身の副腎でコルチゾールの量の調整ができないため、ストレスの度合いに応じて飲み薬の量を自分で調整する必要がある
      (ステロイド薬の量が不十分な場合に副腎クリーゼをきたす)
    • 手術で副腎を摘出したときや、下垂体の手術後、下垂体腫瘍、分娩後などに起こることもある

急性副腎不全(副腎クリーゼ)の症状

  • 主な症状
    • だるさ
    • 食欲低下
    • 吐き気
    • 嘔吐、下痢
    • 腹痛
    • 発熱
  • 病状が進行すると出現する症状
    • 脱水症
    • 血圧低下
    • 意識障害
    • 呼吸困難
    • けいれん

急性副腎不全(副腎クリーゼ)の検査・診断

  • 血液検査
    • 副腎から出ているホルモンの量を調べる
    • 血糖値を調べる
      ・ホルモンが低下すると、血糖値も低下する(低血糖
    • 電解質(ナトリウム、カリウムなどのミネラル)を調べる
      ・ホルモンが低下すると、これらのバランスが崩れる
    • 貧血の有無を調べる

急性副腎不全(副腎クリーゼ)の治療法

  • ステロイド薬を内服や点滴で補充する
  • 脱水や低血糖の治療、電解質の補正を行う
  • ステロイド薬を服薬している場合は、自己判断で中止しないことが重要


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