もうみゃくらくまくえん
網脈絡膜炎
眼球の奥の壁を覆う膜である「脈絡膜」と「網膜」が炎症を起こしている状態
4人の医師がチェック 66回の改訂 最終更新: 2017.12.06

網脈絡膜炎の基礎知識

POINT 網脈絡膜炎とは

目の内側の後方にある膜である「脈絡膜」と「網膜」が炎症を起こしている状態です。症状としては視力の低下、眼のかすみ、まぶしさ、飛蚊症(蚊が飛んでいるように見える)があります。原因として結核、梅毒などの感染症、サルコイドーシス、ベーチェット病などの自己免疫疾患があります。より詳しく調べるため、眼底検査を行います。治療は原因となっている病気により異なります。例えば、感染症であれば抗菌薬、自己免疫疾患であればステロイド点眼などです。未治療では失明につながる可能性があるため、注意が必要です。気になる方は眼科を受診してください。

網脈絡膜炎について

  • 目の内側の後方にある膜である「脈絡膜」と「網膜」が炎症を起こしている状態
    • ぶどう膜が脈絡膜と網膜の総称となるため、後部ぶどう膜炎とも呼ばれます
  • 全身の病気が原因となることが多いので、網脈絡膜炎を疑った場合は全身もチェックする必要がある
  • 主な原因
  • 30-40歳代の男性に多い

網脈絡膜炎の症状

  • 視力の低下
  • 眼のかすみ
  • まぶしさ
  • 飛蚊症:蚊が飛んでいるように見える

網脈絡膜炎の検査・診断

  • 眼底検査:瞳孔から眼の中の濁り具合を調べる
  • 蛍光眼底造影検査:腕から造影剤を注射して眼の中の血管の状態を調べる

網脈絡膜炎の治療法

  • 基本的には薬物療法を行う
    • 原因となる病気の治療を行う
      感染症に対しては抗菌薬や抗ウイルス薬など
      自己免疫疾患に対してはステロイド薬など
    • 未治療では失明につながる可能性があるため、早期に検査や診断を行う必要がある


網脈絡膜炎が含まれる病気


網脈絡膜炎のタグ


網脈絡膜炎に関わるからだの部位


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