せっしょくひふえん
接触皮膚炎(かぶれ)
刺激物やアレルゲンによって引き起こされる皮膚の炎症の総称。いわゆる「かぶれ」のこと
9人の医師がチェック 42回の改訂 最終更新: 2017.12.06

接触皮膚炎(かぶれ)の基礎知識

接触皮膚炎(かぶれ)について

接触皮膚炎(かぶれ)の症状

接触皮膚炎(かぶれ)の検査・診断

  • 問診と皮膚所見の分布から、原因となった物質を推定することが最も重要である
  • パッチテスト(疑わしい物質を含んだものを皮膚に貼ってみる)を行うこともある
  • 見た目だけでは判断が難しいこともあり、経過をみることも重要

接触皮膚炎(かぶれ)の治療法

  • 皮膚炎の原因として疑わしいものとの接触を避けることが基本
  • ステロイドの塗り薬
    • 約1週間で効果が出ることが多い
  • 全身に広がった場合には抗ヒスタミン薬の飲み薬を同時に使う

接触皮膚炎(かぶれ)に関連する治療薬

ナイアシン製剤(ニコチン酸、ニコチン酸アミド)

  • 脂質の代謝や血管拡張、新陳代謝の改善などの作用によりニコチン酸欠乏によって生じる口内炎や耳鳴り、湿疹などの予防や治療に用いる薬
    • ナイアシンはニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミン
    • 脂質の代謝や血管拡張作用、皮膚などの新陳代謝の改善など様々な作用をもつ
    • アルコール分解や活性酸素(過剰発生で細胞を傷つける物質)の除去などにも関与する

ナイアシン製剤(ニコチン酸、ニコチン酸アミド)についてもっと詳しく

ビオチン製剤

  • 体内にビオチン(ビタミンH)を補充し、湿疹や皮膚炎、にきびなどを改善する薬
    • ビオチンは水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミンであり体内で糖の再利用やアミノ酸の代謝などに関わる
    • ビオチンが不足すると皮膚形成が損なわれ、アレルギーを起こす体内物質の排泄なども低下するとされる
    • 本剤はビオチン製剤であり、体内にビオチンを補充する作用をもつ

  • ビオチンはビタミンB7(またはビタミンH)と呼ばれることもある
ビオチン製剤についてもっと詳しく

副腎皮質ホルモン(ステロイド外用塗布・噴霧薬など)

  • 抗炎症作用や免疫抑制作用などにより、皮膚炎などにおける湿疹、痒み、赤みなどを和らげる薬
    • アレルギー性の皮膚症状は何らかの原因によりアレルギー反応がおこり湿疹や痒みなどがあらわれる
    • 副腎皮質ホルモンは抗炎症作用、免疫抑制作用、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用などをもつ
    • 本剤は副腎皮質ホルモンを元に造られたステロイド外用薬

  • 乾癬などの免疫異常による皮膚症状の治療に使用される場合もある
  • 本剤は作用の強さによって大きく5段階に分類される
    • 作用の弱い順に、V群(ウィーク)、IV群(マイルド)、III群(ストロング)、II群(ベリーストロング)、I群(ストロンゲスト)に分けられる
  • 本剤の剤形には、軟膏剤、クリーム剤、液剤などがあり薬剤によっては用途などに合わせた選択が可能な場合もある
副腎皮質ホルモン(ステロイド外用塗布・噴霧薬など)についてもっと詳しく


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