あれるぎーせいせっしょくひふえん
アレルギー性接触皮膚炎
皮膚に炎症が生じる皮膚炎のうち、アレルゲン(アレルギーを起こす物質)が肌に直接接触することにより発症するもの
6人の医師がチェック 35回の改訂 最終更新: 2017.12.06

アレルギー性接触皮膚炎の基礎知識

POINT アレルギー性接触皮膚炎とは

アレルギー物質が皮膚に直接触れることで皮膚炎を起こすものです。毛染め、シャンプー、化粧品、香水、貴金属、洗剤、湿布、植物などが原因で起こります。問診で皮膚炎を起こした場所と原因物質が触れていた場所が一致しているかどうかを確認します。また、原因として疑わしい物質を皮膚に塗って皮膚炎が起こるかを確認するテスト(パッチテスト)を行うこともあります。原因物質と触れないようにすることが大事です。ステロイドや抗アレルギー薬を治療に用います。皮膚科を受診してください。

アレルギー性接触皮膚炎について

  • 皮膚に炎症が生じる皮膚炎のうち、アレルゲンアレルギーを起こす物質)が肌に直接接触することにより発症するもの
  • 主な原因
    • 直接肌に触れるもの、身の回りにあるもの
      ・ヘアケア用品(毛染め、シャンプーなど)
      ・化粧品
      ・香水
      ・貴金属
      ・洗剤
      ・湿布薬や外用薬
      ・動植物、花粉
      ・生理用品
      ・歯磨き粉 など
  • 皮膚科の中でも最も多い疾患の1つ
  • 症状が広がると自家感作性皮膚炎となる

アレルギー性接触皮膚炎の症状

  • アレルゲンと接触している部分に皮膚の変化が起こる
    • 赤くなったり湿疹ができたりする
    • 掻くことによって病変が広がることがある
  • 原因物質に接触した後、数時間から1-2日を経過してから症状が現れる
  • 以下のような症状の特徴がある
    • 症状を起こす環境や行動が特定されている
    • 同じ季節に起きる
    • 仕事を休むと良くなる
    • 治療をやめるとすぐまた症状がひどくなる など

アレルギー性接触皮膚炎の検査・診断

  • 問診皮疹がどこまで広がっているかの状況から、原因となった物質を推定、特定することが最も重要である
  • パッチテスト(疑わしい物質を塗ったものを皮膚に貼って変化を見るテスト)を行うこともある

アレルギー性接触皮膚炎の治療法

  • 最も重要なことは原因物質と触れないようにすること
    • 繰り返し接触をすることで症状は重くなる
  • 薬剤治療においてはステロイド軟膏による治療が基本
    • 顔面以外は強めのステロイド、顔面には弱いステロイドを使用する(顔面に強いステロイドを使うと、色素が沈着することがある)
    • 重症の場合には、ステロイド薬を内服で用いる
  • 痒みなどの症状に対しては抗ヒスタミン薬の内服を行う


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