ほうしんじょうのうかしん
疱疹状膿痂疹
妊娠中に、無菌性の膿疱を持った赤い発疹が全身に広がる病気
3人の医師がチェック 25回の改訂 最終更新: 2018.11.19

疱疹状膿痂疹の基礎知識

POINT 疱疹状膿痂疹とは

主に妊婦や女性ホルモンに異常がある人の全身に膿疱(うみがたまった膨らみ)ができる病気のことです。膿疱は全身に広がり、発熱や吐き気、下痢をともないます。問診と視診(見た目の観察による診断)によって診断が行われ、他の病気と見分けがつかない場合は、病理検査(病気の部分を一部とって顕微鏡で見る検査)が行われます。治療にはステロイドが含まれた塗り薬を使います。妊娠によって起こった疱疹状膿痂疹は出産後によくなる傾向にあります。疱疹状膿痂疹が心配な人は皮膚科やかかりつけの産婦人科で相談してください。

疱疹状膿痂疹について

  • 妊娠中に、無菌性の疱を持った赤い発疹が全身に広がる病気
    • 膿疱性乾癬の一種であり、妊婦に生じた場合に疱疹状膿痂疹と呼ばれる
    • 膿疱ではあるが、感染が原因ではなく明らかな原因は不明
    • 妊娠に伴う母体のホルモンバランスの変化が関係していると考えられている
    • 日常的にステロイド薬を内服している人は、ステロイド薬の中止が原因となることもある
    • 若い女性に膿疱性乾癬が出てきた場合は、原因が判然としなければ妊娠をチェックする

疱疹状膿痂疹の症状

  • 主な症状
  • 妊娠の後半(妊娠後約半年程度)で発症することが多い
  • 母親の体調が悪くなると胎児に影響が出ることがあるので注意が必要

疱疹状膿痂疹の検査・診断

  • 発疹の状態と経過が診断に重要
  • 顕微鏡検査
    • 発疹の一部を採取して顕微鏡で検査する
    • 細菌の感染など、他の病気でないことを確認することが重要

疱疹状膿痂疹の治療法

  • ステロイド薬(飲み薬及び塗り薬)を使用する
  • 出産後は自然と症状が和らいでいくことがほとんど

疱疹状膿痂疹のタグ

診療科
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