はっけっきゅうぶんかく
白血球分画
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

基準値(参考)

好中球:40-60 %
好酸球:1-5 %
好塩基球:0-1 %
リンパ球:20-40 %
単球:1-10 %

増加する原因

減少する原因

詳細

白血球には、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類があります。白血球分画は白血球の中で好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球のそれぞれがどの程度の割合でいるかを調べる検査です。これにより白血球の数に異常があった場合に、どの種類の血液細胞に異常があるかを調べることができます。また、急性白血病になると骨髄芽球と呼ばれる未熟な血液細胞が検出されます。骨髄芽球は健康な人の血液中には通常検出されません。以下では好中球、好酸球、リンパ球の役割や、検査値に異常が出る病気について説明します。

(1)好中球

好中球は白血球全体の約半数を占めています。好中球は体内に入ってきた細菌を退治する役割があります。そのため、細菌感染では白血球が増加することが多いです。逆に好中球が減少する原因として頻度が多いものに、薬剤によるものがあります。新しい薬を飲み始めた後に好中球減少が起きた場合には、担当の医師に相談するようにしてください。

(2)好酸球

好酸球はアレルギー反応や寄生虫からの防御に関わる血液細胞です。具体的には喘息アトピー性皮膚炎、アレルギー鼻炎、薬剤アレルギーを起こした場合や寄生虫に感染した場合に増加します。もともとアレルギー体質がある方では、アレルギーの症状が出ていないときでも好酸球の割合が高い場合があります。

(3)リンパ球

私達の身体には、一度体内に入った病原体を記憶し、再びその病原体が体内に入ってきたときに素早く退治する仕組みがあります。この役割に重要な働きをしているのが、リンパ球です。そのため、病原体の一つであるウイルスが身体に入った場合には、リンパ球が増加することがあります。リンパ球が減る原因としては、ステロイド薬内服による影響や膠原病全身性エリテマトーデス)などさまざまなことが考えられます。

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