せざりーしょうこうぐん
セザリー症候群
悪性リンパ腫の一種で皮膚に病変をつくる
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最終更新: 2022.03.30
セザリー症候群の基礎知識
POINT セザリー症候群とは
悪性リンパ腫の1種で皮膚に病変をつくる病気です。リンパ球にはいくつか種類がありますが、そのうちT細胞リンパ球が腫瘍化することが原因です。症状として、「かゆみをともなう赤い皮疹」、「全身のリンパ節の腫れ」などがあります。セザリー症候群が疑われる人には血液検査や画像検査(CT検査やMRI検査、PET検査)、骨髄検査、病理検査が行われます。治療は抗がん剤が中心となり、その他に光線療法やインターフェロン療法などがあります。セザリー症候群は皮膚科や血液内科で診療が行われます。
セザリー症候群について
セザリー症候群の症状
- 強いかゆみとともに、全身の皮膚に赤い
発疹 がでる - 全身の
リンパ節 が腫れる
セザリー症候群の検査・診断
- 血液検査:異常な
リンパ球 がないかなどを調べる - 画像検査:
がん の大きさや位置、広がりなどを調べるCT 検査MRI 検査PET検査
骨髄 検査:他の血液のがんでないことを調べる- 病理検査:腫れている
リンパ節 を一部切り取り、がんでないか調べる
セザリー症候群の治療法
- 主に
化学療法 が検討される - その他、光線療法(PUVA:紫外線を使った治療)や
インターフェロン など 5年生存率 は10-20%と病気になってからの経過は不良