えーえすてぃー(じーおーてぃー)、えーえるてぃー(じーぴーてぃー)
AST(GOT)、ALT(GPT)
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

基準値(参考

AST(GOT):5-35 IU/L
ALT(GPT):5-35 IU/L

数値が高いとき

急性肝炎、慢性肝炎、劇症肝炎肝硬変肝細胞がん など

詳細

AST(GOT)やALT(GPT)は肝臓に存在する酵素です。肝臓の細胞が破壊されると、これらの酵素が細胞から血中に漏れ出てきます。つまり、ASTやALTの数値が高いときは肝細胞の破壊が進んでいると言えます。その原因疾患として、肝炎、肝硬変肝細胞がんなどが考えられます。

ASTやALTが500 IU/L以上の高値の場合、肝臓の細胞が急性に強く障害されていると考えられ、急性肝炎、劇症肝炎などが疑われます。また、ASTとALTの比を比べることも診断に役立ちます。急性肝炎では初期にはAST>ALTとなりますが、徐々にALT>ASTと変わります。また、肝硬変肝細胞がんではAST>ALT、慢性肝炎ではALT>ASTとなりやすいことが知られています。

注意しなくてはならないのは、肝臓の病気以外でも数値が高くなる場合があるということです。ASTのみ数値が高く、ALTは正常である場合、心臓、筋肉、腎臓などの疾患が疑われます。ASTは肝臓のほかにも、心臓、筋肉、腎臓などさまざまな組織に分布しているため、これらの組織が破壊されているときにもASTの数値が上がるからです。一方、ALTは主に肝臓に分布しているため、ALTが高値の場合は肝臓の病気が疑われます。

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