ろーたーしょうこうぐん
ローター症候群
ビリルビン代謝異常症の1つであり、ビリルビンが肝臓の細胞から胆汁へ流れる過程が障害される先天性の病気
2人の医師がチェック 40回の改訂 最終更新: 2017.07.21

ローター症候群の基礎知識

POINT ローター症候群とは

ローター症候群は生まれつきビリルビンをうまく体外に排泄できない病気です。直接ビリルビンが上昇しやすいですが、体調の問題となることはあまりありません。主な症状は黄疸(皮膚や目が黄色くなる変化)ですが、それ以外の症状が見られることはあまりありません。 症状や身体診察に加えて、血液検査を行って診断します。また、家族に同様の症状があるかどうかも重要な判断材料になります。治療は特に必要ありません。ローター症候群が心配な人や治療したい人は、消化器内科や小児科を受診して下さい。

ローター症候群について

  • ビリルビンが肝臓の細胞から胆汁へ流れる過程が障害される先天性の病気
  • ビリルビンとは赤血球が壊される際に作られる物質
    • 血液の中にビリルビンが増えると黄疸が出る
    • ビリルビンを肝臓で処理して体外に排泄する過程に問題があるため黄疸が生じる
    • 遺伝体質の人にみられる黄疸を体質性黄疸という
  • 重症になることは珍しく、病気になっても経過は良好である

ローター症候群の症状

  • 通常は無症状
  • 黄疸
    • 程度が悪化した場合、皮膚や粘膜が黄色くなることがある

ローター症候群の検査・診断

  • 視診、問診
    • 皮膚や粘膜の状態、家族歴を確認する
  • 血液検査
    • ビリルビンの値を調べる
    • 肝機能は正常なことが多い

ローター症候群の治療法

  • ビリルビンの数値が高くなること以外に特別な症状はほぼ出ないため、特に治療は必要ない
  • 遺伝的要因で発症するため予防は困難


ローター症候群が含まれる病気


ローター症候群のタグ


ローター症候群に関わるからだの部位

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