もんみゃくあつこうしんしょう
門脈圧亢進症
色々な原因により、門脈(胃・腸などから、吸収した栄養分を肝臓に運ぶ輸送路)の血圧が高くなった状態
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最終更新: 2017.12.06
門脈圧亢進症の基礎知識
POINT 門脈圧亢進症とは
門脈圧亢進症は門脈(胃・腸などから、吸収した栄養分を肝臓に運ぶ輸送路)の血圧が高くなった病気です。肝硬変・日本住血吸虫症・バッド・キアリ症候群などが原因となりますが、原因不明の特発性門脈圧亢進症も少なくありません。主な症状は吐血・下血・お腹が張るなどになります。 症状や身体診察に加えて、血液検査・超音波検査・CT検査などを用いて診断します。原因となっている病気の治療が基本になりますが、静脈瘤から出血した場合は内視鏡を用いて止血する場合があります。門脈圧亢進症が心配な人や治療したい人は、消化器内科・消化器外科・内視鏡科を受診して下さい。
門脈圧亢進症について
- 色々な原因により、門脈(胃、腸などから、吸収した栄養分を肝臓に運ぶ血管)の血圧が高くなった状態
- 血液の流れが悪くなる部位により以下の様に分類される
- 肝前性
- 肝外門脈閉塞症
- 肝内性
- 肝後性
- 肝前性
門脈圧亢進症の症状
門脈圧亢進症の検査・診断
- 血液検査:肝機能を調べる
- 画像検査:食道静脈瘤、胃静脈瘤、
腹水 の有無や状態を調べる超音波検査 腹部血管造影検査 腹部CT検査 MRI 検査
門脈圧亢進症の治療法
門脈圧亢進症のタグ
門脈圧亢進症に関わるからだの部位
