うっけつせいかんしょうがい
うっ血性肝障害
主に心臓の機能の低下(心不全)が原因で、全身の血液の流れが滞り肝臓がうっ血した状態。肝臓の機能の低下につながる
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最終更新: 2018.06.06
うっ血性肝障害の基礎知識
POINT うっ血性肝障害とは
うっ血性肝障害は肝臓に血液がうっ滞して負担がかかることで肝機能が落ちる病気です。主な原因は心不全やバッド・キアリ症候群になります。初期に症状を自覚することはあまりありませんが、だんだんとお腹の違和感や膨満感を自覚するようになります。更に進行すると黄疸(皮膚や目が黄色くなる変化)や息切れなどが出現します。 症状や身体診察に加えて、血液検査・超音波検査・CT検査などを行って診断します。原因となっている病気の治療が優先されます。うっ血性心不全が心配な人や治療したい人は、循環器内科や消化器内科を受診して下さい。
うっ血性肝障害について
- 心臓から肝臓に送られた血液がうまく心臓に戻らない状態
- 肝臓に血液が溜まってしまい負担がかかる
- うっ血性肝障害を引き起こす主な原因疾患
- 肝臓がダメージを受けて
肝機能障害 が起こることがある
うっ血性肝障害の症状
- 肝機能の低下が進むと以下の
症状 が現われる黄疸 (皮膚や白目が黄色くなる)腹水 浮腫 (足やすねのむくみ )
うっ血性肝障害の検査・診断
- 血液検査:肝機能を調べる
腹部超音波検査 :肝臓の状態を調べる- 多くの場合に原因となる心臓の状態も一緒に調べる
うっ血性肝障害の治療法
うっ血性肝障害のタグ
うっ血性肝障害に関わるからだの部位
