じあのってぃしょうこうぐん

ジアノッティ症候群

感染の影響を受けて肘や膝の外側や、手足の先端、おしり、顔(頬)に赤い皮疹ができる病気

病気に関連する診療科の病院を探す
9人の医師がチェック 92回の改訂 最終更新: 2017.10.13

ジアノッティ症候群の基礎知識

POINTジアノッティ症候群とは

ジアノッティ症候群は身体の皮膚に赤い皮疹が出る病気です。特に、肘や膝の外側や手足の先端、顔などに出やすいです。原因は感染によるものがほとんどで、B型肝炎ウイルスやEBウイルス、マイコプラズマが原因微生物になることが多いです。まれにワクチンを接種した後に起こることもあります。皮疹以外の症状には発熱やリンパ節腫大などがあります。自然経過で治る病気ですので基本的には治療を行わないですが、痒みが強い場合にはかゆみ止めを使うことがあります。 ジアノッティ症候群は、小児科や皮膚科で診察することが多いです。困った場合には小児科や皮膚科のある医療機関にかかって下さい。

ジアノッティ症候群について

  • ウイルス様々な病気の原因となる病原体の一つ。細菌とは別物であり、抗菌薬は無効であるなどに感染して、肘や膝の外側や、手足の先端、おしり、顔(頬)に赤い皮疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称ができる病気
    • 感染により免疫病原体に対する体の防御システム。何かのきっかけで、免疫が過剰反応している状態がアレルギーで、免疫が自分自身の体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患反応に乱れが生じて、皮膚変化が出る
    • 皮疹は先端が盛り上がっているのが特徴的(丘疹皮膚にできる発疹を表す言葉の一種で、しこりやできもののように盛り上がったもののうち、通常1cm以下のものを指す
  • 原因は以下のウイルス・細菌感染症を起こす微生物の1つ。ウイルスと比較して10-100倍の体の大きさをもつをはじめとするさまざな病原体の感染による
    • B型肝炎ウイルスB型肝炎の原因となるウイルス。血液などの体液を介して感染する。従来の主な感染ルートは母子感染であったが、近年では減少してきている
    • EBウイルス
    • サイトメガロウイルス
    • コクサッキーウイルス
    • マイコプラズマ細菌の一種。肺炎や気管支炎の原因となることで知られている
  • まれに3種混合ワクチンやインフルエンザワクチンによって起こることもある
  • これらを全てまとめて「ジアノッティ症候群」と称するが、特にB型肝炎ウイルスが原因のものが「ジアノッティ病」である
  • 1-6歳(特に1-2歳の幼児)でよく発症症状や病気が発生する、または発生し始めることする

ジアノッティ症候群の症状

  • 肘や膝、顔にかゆみを伴う赤い皮疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称が左右対称に生じる
    • 肘や膝の裏側(屈側)には発疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称がほとんど出ない
  • 微熱、リンパ節体全体にある、免疫を担当する器官の1つ。感染や免疫異常、血液のがん、がんの転移などで腫れる腫大体の組織の一部が局所的に大きくなること。血流の増加や、含まれる水分の増加、腫瘍などによって生じるなど全身症状を伴うこともある(軽度)
  • B型肝炎ウイルスB型肝炎の原因となるウイルス。血液などの体液を介して感染する。従来の主な感染ルートは母子感染であったが、近年では減少してきているの感染による場合は、初感染の急性肝炎による場合が多く、黄疸ビリルビンという物質が体内に溜まることで、皮膚や白眼などが黄色くなった状態。肝臓の異常で起こることが多いが、新生児に生じるものは異常ではないや肝腫大などの肝炎症体の免疫が防御反応を起こしている状態。原因は、感染、けが、免疫の異常(アレルギーなど)と様々。免疫が強く反応することで、熱、腫れ、痛みなどが出る状が出ることもある

ジアノッティ症候群の検査・診断

  • 視診:特徴的な発疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称の状態を調べる
  • 血液検査:肝機能などを調べる
    • 特にB型肝炎ウイルスB型肝炎の原因となるウイルス。血液などの体液を介して感染する。従来の主な感染ルートは母子感染であったが、近年では減少してきているの感染によるものの場合、肝臓機能障害など全身に影響が現れることがあるため

ジアノッティ症候群の治療法

  • 1か月ほどで自然消滅することがほとんどなので、特別な治療は行わずに経過を見ることが多い
  • かゆみが強い場合は、かゆみ止めの塗り薬や飲み薬を使う場合がある
  • B型肝炎ウイルスB型肝炎の原因となるウイルス。血液などの体液を介して感染する。従来の主な感染ルートは母子感染であったが、近年では減少してきているの感染による場合
    • 治療しないとウイルス様々な病気の原因となる病原体の一つ。細菌とは別物であり、抗菌薬は無効であるが体内から消えないこと(慢性肝炎やキャリアへの移行)がありえるため、治療の必要性を踏まえて検査を定期的に行う

ジアノッティ症候群のタグ


ジアノッティ症候群に関わるからだの部位

トップ