くもじょうけっかんしゅ
くも状血管腫
毛細血管が放射状に広がりその周囲が発赤する状態が皮膚にできたもの
5人の医師がチェック 79回の改訂 最終更新: 2017.10.13

くも状血管腫の基礎知識

POINT くも状血管腫とは

くも状血管腫は毛細血管が放射状に広がりその周囲が発赤する状態が皮膚にできたものです。肝硬変・経口避妊薬・女性ホルモン(エストロゲン)の分泌異常などが原因となります。皮膚の変化以外に症状が出ることは少ないですが、肝硬変が進行することによって黄疸(皮膚や目が黄色くなる)や倦怠感(身体のだるさ)などが起こることがあります。 症状や身体診察に加えて、血液検査・超音波検査・CT検査を用いて診断します。治療は特に必要としないことがほとんどですが、皮膚の変化が目立つ場合はレーザー治療を行うことがあります。くも状血管腫が心配な人や治療したい人は、消化器内科や消化器外科を受診して下さい。

くも状血管腫について

  • 毛細血管が放射状に広がりその周囲が発赤する状態が皮膚にできたもの
  • 女性ホルモンエストロゲン)が多い状態によって起こると考えられている
  • 主な原因
    • 肝硬変
    • 経口避妊薬
    • 女性ホルモン(エストロゲン)の分泌異常

くも状血管腫の症状

  • 発赤発疹とその周囲できる放射状の血管
  • 痛みやかゆみといった症状はない
  • くも状血管腫の原因となっている他の病気(肝硬変など)の症状が同時に現れることが多い

くも状血管腫の検査・診断

  • 視診:医師が見て確認する
  • 血液検査:肝機能を調べる
  • 画像検査:肝硬変が起きていないか調べる
    • 超音波検査
    • 腹部CT検査

くも状血管腫の治療法

  • 子どもや女性ではよく見られるが、自然に治るので治療の必要がない場合も多い
  • 特に成人男性に発症した場合は肝機能障害を疑い、肝臓の検査や治療を行う
  • 見た目上の問題でレーザー治療(レーザーで発赤部分を焼く)を行うこともある


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