せんてんせいたんどうかくちょうしょう
先天性胆道拡張症
先天性に膵・胆管合流異常が起きていて、胆道が広がっている状態
6人の医師がチェック 102回の改訂 最終更新: 2017.12.06

先天性胆道拡張症の基礎知識

先天性胆道拡張症について

  • 先天性膵・胆管合流異常が起きていて、胆道が広がっている状態
    • 膵液が胆道に逆流することで拡張が起こると考えられている
    • 遺伝性は明らかでない
  • 胆管がん胆のうがんを起こしやすい
    • 逆流した膵液の影響と考えられている
  • 患者総数は全国で数百人程度

先天性胆道拡張症の症状

  • 腹痛:特に上腹部痛がおき、まれに背中が痛くなることもある
  • 黄疸:胆道の異常で、肝臓からの消化液が上手く流れないことがあり、起こる(閉塞性黄疸)
  • お腹の中のこぶ:拡張した胆管が、お腹の中のこぶのように触れる
  • まれに、発熱や嘔吐が起こることがある

先天性胆道拡張症の検査・診断

  • 血液検査:肝臓や胆のう、膵臓の機能を調べる
  • 画像検査:胆管の拡張の程度を調べる
    • 腹部超音波検査:胆管の拡張の有無を調べる
    • 腹部CT検査:胆管の拡張の度合いを調べる
    • MRI検査:胆管の拡張の度合いを詳しく調べる
  • 造影剤を使って、広がった胆管を詳しく検査することもある

先天性胆道拡張症の治療法

  • 治療は原則的に手術を行う
    • 拡がった胆管を切除し、正常な部分をつなぎ合わせる手術を行う
  • 手術後に胆管炎、胆のう結石胆管がんが発生することがあるため、長期的な定期検査を行うことが重要


MEDLEYニュース新着記事