せっけっきゅうすう(あーるびーしー)
赤血球数(RBC)
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

基準値(参考)

男性:450-550万 /μL
女性:350-500万 /μL

数値が高いとき

脱水、真性多血症、肺の持病や喫煙によるもの、エリスロポイエチン産生腫瘍

数値が低いとき

貧血

詳細

赤血球数(RBC)は、血液1μLに含まれる赤血球の数です。赤血球は酸素を運ぶ血液細胞です。赤血球に関連する検査項目には、他にもヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Hct)などがあります。

赤血球数が高値になるのには、脱水状態になり赤血球が濃縮されている場合と赤血球の数自体が増加している場合があります。

(1)脱水状態の場合

嘔吐や下痢、利尿剤の服用などで身体の水分が減っている場合、赤血球が濃縮した状態となります。そのため、血液1μLに含まれる赤血球数は増加します。脱水が原因の場合は水分を補充することで赤血球数の値は改善します。

(2)赤血球の数自体が増加している場合

赤血球の数自体が増加する原因は大きく3つに分けられます。1つ目は造血細胞に異常が起こり赤血球が過剰に作られてしまう病気である真性多血症です。2つ目が身体が酸欠状態になったときに身体へ運ぶ酸素の量を増やすため、赤血球がたくさん作られる状態です。以下のような原因で起こります。

  • 喫煙
  • 肺の持病がある(肺気腫など)
  • 高地在住、高地トレーニング

3つ目の原因は赤血球の産生を促すエリスロポイエチン(EPO)という物質がたくさん作られることによる赤血球増多です。エリスロポイエチン(EPO)がたくさん作られる原因としてはエリスロポイエチンを作る腫瘍(エリスロポイエチン産生腫瘍)があります。

数値が低いとき

赤血球の数が少なくなっているとき、貧血が疑われます。貧血にどんな種類・原因があるかについては「MCV, MCH, MCHC(リンク)」で説明しています。