未熟児貧血 - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)
みじゅくじひんけつ
未熟児貧血
早産で生まれた新生児に起こる貧血
8人の医師がチェック 68回の改訂 最終更新: 2019.02.18

未熟児貧血の基礎知識

POINT 未熟児貧血とは

早産で産まれた新生児に起こる貧血のことです。発症する時期に違いがあり、生後4週から8週で症状が現れるものを「未熟児早期貧血」、生後16週以降に症状が現れるものを「未熟児後期貧血」と言います。「未熟児早期貧血」の主な原因はエリスロポエチン(赤血球の賛成を促すホルモン)の不足です。一方で未熟児後期貧血の主な原因は鉄分の不足です。未熟児貧血を起こすと、顔色の不良、皮膚の青白さ、活気のなさなどの症状が現れます。疑われた子どもには血液検査が行われて、貧血の有無や程度が調べられ、程度や原因に応じて輸血やエリスロポエチンの使用、鉄剤の使用などが行われます。子どもの未熟児貧血が心配な人は小児科を受診させてください。

未熟児貧血について

  • 早産で生まれた後に起こる貧血のこと
  • 発症した時期で早期と後期に分けられる
    • 未熟児早期貧血(生後4-8週に症状があらわれる)
    • 未熟児後期貧血(生後16週以降に症状があらわれる)
  • 主な原因
    • 未熟児早期貧血
      • 赤血球を作るためのホルモンエリスロポエチン)の不足
      • 急激な体重増加に血液の産生が追いつかない
    • 未熟児後期貧血

未熟児貧血の症状

  • 顔色が悪く、身体の色が青白く見える
  • 元気がなく不活発である
  • 体重が増えない

未熟児貧血の検査・診断

  • 血液検査:赤血球の量を調べる

未熟児貧血の治療法

  • 未熟児早期貧血に対する治療
    • 輸血
    • エリスロポエチン赤血球をつくる働きを促す
    • 鉄剤:エリスロポエチンで赤血球の産生が促されるので、材料である鉄分も同時に補う
  • 未熟児後期貧血に対する治療
    • 鉄剤:鉄分を補充する
  • 母乳を与えることで、後期貧血(鉄分不足によるもの)は予防することができる
  • 生後3-6か月で改善がみられる
    • 退院後も鉄剤を服用する場合がある

未熟児貧血のタグ

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