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巨赤芽球性貧血

ビタミンB12や葉酸の欠乏が原因で、赤血球が正しく作れないことで貧血になる病気

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8人の医師がチェック 86回の改訂 最終更新: 2017.06.15

巨赤芽球性貧血の基礎知識

巨赤芽球性貧血について

  • ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12や葉酸の欠乏が原因で、赤血球血液の中の血球の一種。酸素を肺から取り込んで、全身へ運ぶ役割をしている。血液が赤いのは赤血球が赤いことによるが正しく作れないことで貧血になる病気
  • ビタミンB12欠乏の主な原因
    • 免疫病原体に対する体の防御システム。何かのきっかけで、免疫が過剰反応している状態がアレルギーで、免疫が自分自身の体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患の異常:ビタミンB12の吸収を妨げる抗体白血球が作り出す、免疫の一部を担う物質。体内の病原体に付着して、他の免疫細胞の働きを助けたりするができてしまう影響でビタミンB12が足りなくなる。この貧血を特に悪性貧血ともいう
    • 胃粘膜の萎縮筋肉や内臓などが、やせ衰えて小さくなること
    • 胃全摘術後
    • 広節裂頭条虫の寄生
    • 回腸末端部の病気(クローン病など):ここでビタミンB12が吸収されるため
  • 葉酸欠乏の主な原因
    • 慢性アルコール中毒
    • 妊婦や授乳婦や溶血性貧血など葉酸がより必要な状態にある場合
    • 一部の抗けいれん薬(フェニトイン)、メトトレキサートなどの薬剤を使っているときは葉酸の吸収が適切に行われなくなる
  • 基本的に栄養障害であり、味覚障害や末梢神経障害合併ある病気や治療によって、他の病気や病態が引き起こされることすることも多い

巨赤芽球性貧血の症状

  • 他の貧血と同様の症状
    • 動悸心臓や太い動脈の脈拍を自覚すること。精神的な緊張や運動だけでなく、ホルモンバランスの異常や貧血など、様々な病気の症状として起こる
    • 息切れ
    • 疲れやすい
    • 全身のだるさ など
    • これらの症状は初期には見られにくい
  • ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のこと欠乏による末梢神経障害合併ある病気や治療によって、他の病気や病態が引き起こされることしやすく、その場合には以下のような症状が出る
    • 四肢のしびれ
    • 歩行障害
    • 精神障害
    • 感覚障害(中でも、位置覚・振動覚と呼ばれる感覚):亜急性連合性脊髄変性症を合併しやすく、それによる症状
  • その他の症状
    • 舌炎:舌の痛み、味覚障害、食欲不振

巨赤芽球性貧血の検査・診断

  • 血液検査
    • 赤血球血液の中の血球の一種。酸素を肺から取り込んで、全身へ運ぶ役割をしている。血液が赤いのは赤血球が赤いことによるの大きさを調べる:貧血の原因の診断につながる(巨赤芽球性貧血では赤血球が大きくなる)
    • ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12や葉酸の量を調べる
  • 胃粘膜萎縮筋肉や内臓などが、やせ衰えて小さくなること胃がん合併ある病気や治療によって、他の病気や病態が引き起こされることしている可能性が高いとされており、胃カメラ口もしくは鼻から小さいカメラを胃まで進めて、胃の中の状態を見る検査。「上部消化管内視鏡検査」とも呼ばれるも行うことが多い

巨赤芽球性貧血の治療法

  • DNA合成障害の原因を確認するとともに、ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12と葉酸の補充療法を開始する
  • 補充療法
    • 内服:単に食事摂取が偏っていたり、不足していた場合は飲み薬で治療する
    • 注射:消化管口から肛門までの食物の通り道で、消化、吸収を行う管の総称。胃や腸などを含むに吸収障害がある場合は注射を行う
  • ビタミンB12は体内に蓄えることができるが、葉酸はあまり蓄えることができないので頻繁に補充することが必要になる
    • ビタミンB12が足りていない状態で、葉酸だけを補うと逆効果であるため、注意が必要

巨赤芽球性貧血に関連する治療薬

葉酸製剤

  • ビタミンの一つである葉酸を補い、葉酸欠乏による貧血や口内炎を予防する、もしくは妊娠時の葉酸補充などに使用する薬
    • 葉酸は水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミンである
    • 赤血球の合成や細胞の生成を助け、皮膚の粘膜強化などにも作用する
    • 胎児の成長に大切な役割を果たすため、妊娠中では十分な量の葉酸摂取が必要となる
  • 「関節リウマチでの薬物療法」や「がん治療での化学療法」などにおいて補充療法薬としても使用する場合がある
葉酸製剤についてもっと詳しく

ビタミンB12製剤

  • ビタミンB12を補い、貧血や末梢神経痛、しびれなどを改善する薬
    • ビタミンB12は水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミンで細胞の分裂などに欠かせない核酸の合成に関わる
    • ビタミンB12は血液中の酸素を運ぶヘモグロビンの合成に関わり貧血などを改善する
    • ビタミンB12は末梢神経の修復などに関わり、痛みやしびれなどを改善する
  • めまいや耳鳴りなどの治療に使用される場合もある
ビタミンB12製剤についてもっと詳しく

巨赤芽球性貧血の経過と病院探しのポイント

巨赤芽球性貧血かなと感じている方

巨赤芽球性貧血は貧血の一種ですので、進行すると少しの運動で息切れがしたり、動悸心臓や太い動脈の脈拍を自覚すること。精神的な緊張や運動だけでなく、ホルモンバランスの異常や貧血など、様々な病気の症状として起こるがしたりします。このような症状は貧血に限らずさまざまな状況で生じますが、巨赤芽球性貧血の場合には、そうなった原因が別にあるはずです。頻度として多いのは、胃の手術をした方に生じるものや、そうでなくとも腸の病気によるもの、アルコール中毒、あるいは女性であれば妊娠に伴うものです。

上記のような症状に心当たりがある場合には、一度お近くの内科クリニックを受診されることをお勧めします。内科の中での診療科は消化器内科や血液内科など原因によって様々ですので、まず始めに受診するのはかかりつけの内科・外科があればそちらが良いでしょうし、特にかかりつけがなければ通常の一般内科で問題ありません。ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12または葉酸が不足して生じるのが巨赤芽球性貧血ですので、血液中のこれら物質の濃度を測定することで診断をします。

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巨赤芽球性貧血でお困りの方

巨赤芽球性貧血そのものについては、ビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12や葉酸を含んだ内服薬飲み薬のこと、点滴薬で治療します。体内のこれらの成分不足が原因の貧血ですので、不足している物質を補うことで貧血が改善します。

しかし、巨赤芽球性貧血になった原因についての治療も同じく重要です。食生活の偏りが原因であれば食事内容の見直しが必要ですし、妊娠が原因だとしたらそれは一時的なものです。しかし、それ以外の原因の場合には何かしらの病気が背景に隠れていることが多いですので、それぞれの疾患のページもご参考になさってください。受診すべき病院や診療科も、原因によって変わってくることになります。

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