ケナコルト-A皮内用関節腔内用水懸注50mg/5mLの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、月経異常、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進
起こる可能性のある重大な副作用
誘発感染症、感染症増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパシー、緑内障、後嚢白内障、血栓症、ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、失明、視力障害、網膜動脈閉塞、腱断裂
上記以外の副作用
多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、関節の不安定化、疼痛、疼痛増悪、腫脹、腫脹増悪、圧痛増悪、結晶誘発性滑膜炎、組織萎縮による陥没、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、皮膚色素脱失、脂肪織炎、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減、精子運動性増減
ケナコルト-A皮内用関節腔内用水懸注50mg/5mLの用法・用量
- 〈関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回2~40mgを関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射又は滑液嚢内注入する
- 原則として投与間隔を2週間以上とすること
- 〈局所皮内注射〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回0.2~1mg宛10mgまでを週1回局所皮内注射する
- 〈ネブライザー〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回2~10mgを1日1~3回ネブライザーで投与する
- 〈鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回2~10mgを1日1~3回鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭あるいは気管注入、中耳腔内注入又は耳管内注入する
- 〈鼻甲介内注射、鼻茸内注射〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回2~40mgを鼻甲介内注射又は鼻茸内注射する
- 〈食道注入〉トリアムシノロンアセトニドとして、通常成人1回2mgを食道注入する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ケナコルト-A皮内用関節腔内用水懸注50mg/5mLの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> |
低ナトリウム血症 |
バルビツール酸誘導体 |
本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱 |
フェニトイン |
本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |
サリチル酸製剤 |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
アスピリン |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
アスピリンダイアルミネート |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
サザピリン |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
血液凝固阻止剤 |
作用を減弱 |
ワルファリンカリウム |
作用を減弱 |
糖尿病用薬 |
効果を減弱 |
ビグアナイド系製剤 |
効果を減弱 |
スルホニルウレア系薬剤 |
効果を減弱 |
速効型食後血糖降下剤 |
効果を減弱 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 |
効果を減弱 |
チアゾリジン系薬剤 |
効果を減弱 |
DPP-4阻害剤 |
効果を減弱 |
GLP-1アナログ |
効果を減弱 |
SGLT2阻害剤 |
効果を減弱 |
インスリン製剤 |
効果を減弱 |
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> |
低カリウム血症 |
トリクロルメチアジド |
低カリウム血症 |
アセタゾラミド |
低カリウム血症 |
フロセミド |
低カリウム血症 |
注射用アムホテリシンB |
低カリウム血症 |
シクロスポリン |
血中濃度が上昇 |
エリスロマイシン |
本剤の作用が増強 |
卵胞ホルモン |
本剤の作用が増強 |
非脱分極性筋弛緩剤 |
筋弛緩作用が減弱 |
パンクロニウム臭化物 |
筋弛緩作用が減弱 |
ベクロニウム臭化物 |
筋弛緩作用が減弱 |
強心配糖体製剤 |
ジギタリス中毒 |
ジゴキシン |
ジギタリス中毒 |
ジギトキシン |
ジギタリス中毒 |
成長ホルモン |
成長促進作用が抑制 |
ソマトロピン |
成長促進作用が抑制 |
ワクチン |
神経障害、抗体反応の欠如 |
種痘 |
神経障害、抗体反応の欠如 |