こうじょうせんがん
甲状腺がん
甲状腺にできるがんのこと。様々なタイプがあるが、甲状腺乳頭がんというタイプが非常に多い
11人の医師がチェック 131回の改訂 最終更新: 2024.06.07

甲状腺がんの症状は何がある?

甲状腺がんを疑って受診するきっかけになる症状で最も多いのは首の前のしこりです。しこりが小さいうちは症状がなく、健診の超音波検査甲状腺のしこりを指摘されて見つかる場合もあります。甲状腺がんの病状が進行すると声がれなどの症状が出ることもあります。甲状腺がんが転移した場合には様々な症状が出ます。甲状腺がんの症状はどのようなものがあるのかみていきましょう。

1. 甲状腺がんに初期症状はあるのか?

甲状腺がんの初期症状で最も多いものは首のしこりです。しかし、15mmより小さいしこりの場合は皮膚の上から触れないことがほとんどです。15mm以上まで大きくなってから初めて気がつきます。がんが小さいうちは自覚症状がないことがほとんどです。

最近では健康診断での甲状腺超音波検査で偶発的に甲状腺腫瘍が発見されることも多くなりました。偶発的に見つかる甲状腺がんは無症状のことが多く、小さいうちは経過観察を行うこともあります。

2. 甲状腺がんでよく現れる症状はなにか?

甲状腺がんでよく現れる自覚症状について説明します。

いずれの症状も、甲状腺がん以外でも起こることがあり、甲状腺がんのみで現れる症状はありません。そのため、症状だけで甲状腺がんを見分けることはできません。

甲状腺がんで起こる症状は首のしこり、のどの違和感、声がれなどがありますが、いずれの症状も風邪などの炎症でも起こりうる症状です。風邪などの炎症で起こる症状は1週間から2週間で改善することがほとんどです。症状が長引く場合には一度医療機関に受診してみてください。

首のしこり:頸部腫瘤

甲状腺がんは、皮膚の上から手で触ると、硬いしこり(塊)として感じられることがあります。甲状腺は首の前(前頸部)の、のど仏の下あたりにあるので、甲状腺がんがあるとすればその位置です。

図:甲状腺の位置。

甲状腺がんがある場合で、首の脇にもしこりを触れた場合には、甲状腺がんが頸部のリンパ節に転移をしている可能性があります。

◎首の前のしこり:前頸部腫瘤

甲状腺がんは前頸部のしこりとして触れることがあります。異常な塊のことを医学用語で腫瘤(しゅりゅう)とも言います。首の前の腫瘤は甲状腺がんの可能性もありますが、炎症などで腫れている場合もあります。

首の前が腫れる病気の例としては下記のものがあります。

首の上のほうで腫れがある場合には、歯や口の中の炎症によるリンパ節炎や、正中頸嚢胞を考えます。正中頸嚢胞はうまれつき前頸部にある袋に水が溜まる病気です。

甲状腺はのど仏より少し下にあります。甲状腺の腫瘍を触れる場合には、のど仏の少し下のことが多いです。

甲状腺腫瘍では小さいうちは自覚症状がありませんが、大きくなるとしこりを触れます。大きさが15mm以上になると触れることが多く、20mm以上になると全員が自分で触って気づいたという報告があります。甲状腺の腫瘍は甲状腺がん以外にも、腺腫様甲状腺腫などの良性腫瘍など様々なものがあります。

しこりを摘んで動かそうとした時に、なかなか動かない場合には甲状腺がんを疑う一つの目安になります。甲状腺がんや甲状腺腫瘍を指摘されていた場合に、急激に前頸部のしこりが大きくなった場合や痛みを伴う事がある場合には、早めに医療機関に受診してください。急激に大きくなる場合や痛みを伴う場合には、甲状腺乳頭がんや濾胞がんの未分化転化を考えるからです。未分化転化とは乳頭がんや濾胞がんが、増殖の速い未分化がんに変化することです。良性腫瘍でも腫瘍に感染を起こした場合や、内部で出血が起きた場合には急激な腫れを起こすことがあります。見分けて適切な治療を探るには受診が必要です。

参考文献
・Self-examination of thyroid nodules. Endocr J. 2000 Oct;47(5):591-3.

◎首の脇のしこり:側頸部腫瘤

甲状腺がんは首の脇(側頸部)にあるリンパ節に転移することがあり、リンパ節転移を首のしこりとして触れる場合があります。

首の脇が腫れる病気としては下記のものがあります。

  • 周りの炎症によるリンパ節の腫れ
  • がんのリンパ節転移
  • 悪性リンパ腫
  • 側頸嚢胞(そっけいのうほう)
  • 耳下腺腫瘍
  • 顎下腺腫瘍

首の横の腫れで最も頻度が多いのはリンパ節の腫れです。リンパ節が腫れる原因としては、細菌感染やウイルス感染による炎症での腫れ、がんの転移による腫れ、悪性リンパ腫による腫れがあります。この中で最も多いのは感染によるリンパ節の腫れです。急性上気道炎風邪)や歯や口の中の感染、皮膚の感染などで炎症を起こしてリンパ節が腫れます。炎症で腫れる場合には痛みがあることが多く、1週間から2週間で腫れが改善することがほとんどです。腫れが長引く場合には、がんの転移や悪性リンパ腫などの感染以外の原因も考えられるため、一度医療機関を受診してみてください。

ほかの特徴としては、首のリンパ節の腫れが、多発していてそれぞれが大きく硬く、摘んで動かそうとした時にあまり動かない場合にはがんのリンパ節転移を疑います。

のどの違和感:咽喉頭違和感

甲状腺腫瘍が大きくなると、のどの内側にも違和感を起こすことがあります。なんとなく圧迫されるような感じや、何かを飲み込む時に引っかかるような感覚があることがあります。

のどの違和感を起こす病気は甲状腺腫瘍以外にも多くあります。例えば下記の場合です。

上記以外にも、のどの違和感を起こす病気は様々ですが、大まかに言って、炎症による違和感は1週間程度で改善することがほとんどです。1ヶ月以上にわたって違和感が持続する場合には、一度医療機関に受診してみてください。

また、上記の病気の中で、急性喉頭蓋炎や喉頭浮腫では呼吸が苦しくなるなどの症状が出る場合があります。急激にのどの違和感や痛みが悪化するなどの症状がある場合には、呼吸を助ける治療が必要になる可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。

声がれ:嗄声

甲状腺がんができた場所によっては声がれを起こすことがあります。声を出す時は声帯が開いたり閉じたりしています。この動きが上手くできなくなると声がれがでます。声帯の動きを担当している神経は甲状腺の裏を走る反回神経(はんかいしんけい)です。反回神経の異常により声帯が麻痺すると声がれの症状が現れます。

甲状腺がんは反回神経に近い部分にできた場合は、反回神経に影響を与え、声がれを起こすことがあります。がんが大きくなくても声帯の麻痺を起こすことがあります。声がれを自覚しなくても、最近むせやすくなった場合などには、声帯麻痺が起きている可能性があります。

声帯麻痺を起こす病気は甲状腺がん以外にもあります。声帯麻痺を起こす原因は下記のものがあります。

声帯の近くにできるがんでは、がんのしこりが声帯の動きを邪魔して、または、がんのある側の声帯が動かなくなって声がれがでます。声帯を動かす反回神経の通り道にがんができると、反回神経が働かなくなって声帯の動きが悪くなります。肺がん食道がんそのものの影響で反回神経が麻痺する場合と、周囲に転移したリンパ節によって麻痺する場合があります。脳梗塞では反回神経の元となる迷走神経が影響をうけて声帯が動かなくなることがあります。胸部大動脈瘤は、胸部大動脈という大きな血管の一部がこぶのように飛び出したものです。反回神経が通る道に胸部大動脈瘤ができると反回神経に影響を与えて声帯麻痺を起こすことがあります。大動脈解離の手術では、反回神経に触ったりすることで、反回神経が麻痺して声帯麻痺が起こります。

声がれがあるけれどもほかに甲状腺がんを疑う症状がなく、検査でも甲状腺がんを考えにくい場合には、上記の病気を考え、追加で検査などを行います。

3. 甲状腺がんが進行した時の症状はなにか?

甲状腺がんが進行した時の症状として、のどや首の痛み、疲れやすさが出ることがあります。いずれの症状も甲状腺がんのみで出るわけではありません。進行した場合とは、甲状腺がんが急激に悪性度の高い未分化がんに変化した場合(未分化転化)や、全身に転移した状態を指します。

のどや首の痛み:咽頭痛、頸部痛

甲状腺がんが急激に悪化すると、のどの痛み(咽頭痛)や首の痛み(頸部痛)を起こすことがあります。このような症状がでた場合には、甲状腺がんの性質が急激に変化していることが疑われます。

甲状腺がんには種類があり、顕微鏡で観察すると区別できます。割合として多いのは乳頭がんや濾胞がんという種類です。未分化がんという種類の甲状腺がんはまれにしか現れませんが、非常に悪性度が高いものです。乳頭がんや濾胞がんは通常進行が遅いのですが、まれに急激に未分化がんに変わることがあります(未分化転化)。甲状腺がんが未分化転化した場合には、甲状腺が急に大きくなったり、甲状腺の部分の皮膚が赤くなったり、強い痛みが出たりすることがあります。未分化転化の場合には全身症状も出ることが多く全身倦怠感や発熱を伴います。更に進行すると大きくなった甲状腺がのどを圧迫して、息苦しさを来すことがあります。

これらの症状は他の病気でも起こります。一つの症状のみで甲状腺がんを診断することはできません。しかし、甲状腺がんがすでに見つかっている人がこうした症状を自覚した場合には、未分化転化も考え、急いで主治医に相談する必要があります。

疲れやすさ:全身倦怠感、易疲労感

甲状腺がんが大きくなって、甲状腺内で甲状腺がんが占める割合が増え、正常な甲状腺の部分が少なくなると、甲状腺機能が低下することがあります。甲状腺機能が低下すると疲れやすくなります。むくみやすくなる場合もあります。甲状腺ホルモンを補う治療を行います。

また甲状腺がんが全身に転移した場合には、がんが栄養を吸収してしまい、正常な活動に栄養が使えなくなり疲れやすくなります。この場合は緩和治療などを行います。

4. 転移した時の症状にはどんなものがある?

甲状腺がんが転移しやすい場所は下記になります。

  • リンパ節

甲状腺乳頭がんはリンパ節に転移しやすいです。その他に肺、骨、脳に転移します。濾胞がんはリンパ節より肺などに転移しやすいがんです。髄様がんはリンパ節や肺、肝臓などに転移を起こします。未分化がんでは身体のいろんなところに転移しやすいです。

リンパ節に転移したときの症状

甲状腺がんでは首(頸部)のしこりを自覚する場合もあります。甲状腺がんがすでに見つかっている人では、甲状腺の場所以外にも頸部のしこりがあれば、がんが転移した頸部のリンパ節の可能性があります。

甲状腺がんは、ほとんどの場合、はじめに甲状腺の周囲にあるリンパ節に転移を起こします。この部分は鎖骨の間になり、皮膚から深い部分にあるため大きくならない限り、身体の表面から触れることはできません。鎖骨から顎の間の首のリンパ節に転移した場合には、首のしこりとして触れることがあります。リンパ節転移のみを触れることは少なく、甲状腺にもしこりを触れることが多いです。ただし、甲状腺のがんの大きさが1cmに満たない小さながんでも、まれに首のリンパ節に転移することがあります。

頸部リンパ節転移のしこりは、一般的には硬く、痛みはありません。周囲の組織とくっついているため、指でつまんで動かそうとしてもなかなか動きません。

頸部のしこりは他の病気の可能性もありますが、長期間にわたって腫れている場合や、頸部のしこりに加えて甲状腺のあたりにもしこりを触れる場合や、声がれやのどの違和感がある場合は、一度医療機関に受診してみてください。

甲状腺がんが見つかった時点ですでに頸部リンパ節に転移していても、多くの場合は手術を行うことができます。甲状腺の手術とともに頸部リンパ節を取り除く手術をします。手術の方法や注意点については「甲状腺がんの手術」のページで説明しています。

手術後に放射性ヨード内用療法を追加で行うこともあります。放射性ヨード内用療法については「甲状腺がんの放射線治療」のページで説明しています。

甲状腺がん手術後の経過観察中に頸部リンパ節に転移が見つかった場合でも、頸部リンパ節転移に対して手術を行うことができます。目に見える大きさのリンパ節転移では、手術治療が最も優れた治療です。手術で取れない場所などでは放射性ヨード内用療法や放射線外照射や、分子標的薬による治療を検討します。

肺転移の症状

甲状腺がんが肺に転移した場合は最初は無症状です。甲状腺がんを手術などで治療した後は定期的な画像検査で経過観察を行いますが、その過程で自覚症状がない状態で肺転移が見つかることがあります。

甲状腺乳頭がんは進行が遅く、最初の治療から10年以上たって肺転移がでることもあります。肺転移が進行すると転移の場所によっては、咳が出ることや、胸に水(胸水:きょうすい)が溜まることがあります。胸水が増えると呼吸が苦しくなることがあります。

自覚症状がない状態で肺転移が見つかった場合には、乳頭がんや濾胞がんでは放射性ヨード内用療法を行い、髄様がんでは分子標的薬による抗がん剤治療を行います。乳頭がんや濾胞がんでは、放射性ヨード内用療法をまずはじめに行います。乳頭がんや濾胞がんはヨードを取り込む機能があるため、放射性ヨードを使用して内部から肺転移に放射線を当てる治療を行います。治療を繰り返すうちに、ヨードの取り込みが低下することがあります。ヨードの取り込みが悪くなった後は抗がん剤治療に切り替えます。放射性ヨード内用療法については「甲状腺がんの放射線治療」で、抗がん剤治療については「甲状腺がんの薬物治療」で説明しています。

肺転移に対しての放射性ヨード内用療法の効果は若年であるほど高く、40歳以上の人や大きな肺転移では効果が比較的低くなります。放射性ヨード治療を行っても肺転移の大きさが変わらない場合には分子標的薬の治療を行います。

放射性ヨード内用療法後の甲状腺シンチグラフィ検査で肺転移や骨転移が見つからなくなった場合には15年生存率が89%と良好です。

肺転移が進行して胸水が溜まった場合は呼吸を妨げることがあるため、胸水に対する治療が必要です。治療は、胸に針やチューブなどを刺して胸水を抜く方法や、水を抜いた後に薬をいれて肺の膜に炎症を起こして再度胸水が溜まらないように治療する方法もあります。その他に、呼吸の苦しさを緩和するために、酸素を吸う方法や、薬で対処する方法もあります。

参考文献
・Radioactive iodine treatment and external radiotherapy for lung and bone metastases from thyroid carcinoma. J Nucl Med. 1996 Apr;37(4):598-605.

骨転移の症状

甲状腺がんが骨に転移しても最初は無症状です。骨転移が進行すると痛みや病的骨折が起こります。病的骨折とは通常の骨の強さでは骨折しない程度の弱い衝撃で骨折してしまうことです。骨転移があると骨が弱ってしまうので、弱い衝撃でも骨折してしまいます。

甲状腺がんの治療経過中に骨転移を起こす頻度は乳頭がんや濾胞がんで2-13%です。

甲状腺がんは骨転移を起こしやすいですが、転移を起こした後の進行は遅いです。

骨転移が1か所の場合は症状があっても、なくても手術での切除を検討します。放射性ヨード内用療法は骨転移への効果は少し劣りますが、治療前の甲状腺シンチグラフィ検査で転移巣にヨードの集積があれば放射性ヨード内用療法を行います。放射性ヨード内用療法については「甲状腺がんの放射線治療」で説明しています。

骨転移が多発で痛みがある場合には、痛みを改善するために放射線を外からあてる外照射を行うことがあります。外照射については「甲状腺がんの放射線治療」で説明しています。外照射に加えて、骨を丈夫にするビスホスホネート製剤を使用する治療もあります。痛みが強い場合には痛み止めなどの薬による治療も合わせて行います。

骨転移で骨折や神経麻痺などの症状が出ている場合には、手術を行います。

骨転移が起きたからといって、病状を悲観する必要はありません。甲状腺がんの骨転移は進行が非常に遅いです。骨転移が見つかった甲状腺がんで、ほかの臓器に転移がなく、放射性ヨードの取り込みがあった人では5年後に76%が生存していたという報告があります。

参考文献
・骨転移診療ガイドライン
・Bone metastases from differentiated thyroid carcinoma. Endocr Relat Cancer. 2008 Mar;15(1):37-49.
・骨転移を有する分化型甲状腺癌に対するI-131内用療法の治療成績
・頭頸部. 40:93-97, 2014

脳転移の症状

甲状腺がんが脳に転移した場合は、症状がない場合とある場合があります。転移した部位の正常組織が影響を受けて、本来担当している機能が妨げられると、麻痺やしびれなどの症状がでます。その他には、頭痛や吐き気、けいれんなどがでることもあります。

2004年から2008年に行われた日本脳腫瘍統計の結果によると、がんが転移したことで起こる脳腫瘍転移性脳腫瘍)のうち、甲状腺がんからの転移は1.5%です。

甲状腺がんから脳転移を起こした場合の余命については、脳転移の数や大きさにもよるので一概に言うことは難しいですが、日本脳腫瘍統計ではさまざまな状態の人をまとめた数字として、半数の人で生存期間は51か月以上、5年生存率は39.7%と報告されています。

脳転移の数と大きさ、転移による症状によって、手術や外照射による放射線治療を行います。外照射には脳全体に放射線をあてる全脳照射とがんにのみあてる定位放射線照射(ガンマナイフ)があります。

脳転移は小さなものであっても、脳転移の周囲がむくむことで麻痺や失語症などの症状がでて生活の質を低下させる可能性があります。脳転移が大きい場合には脳のむくみが悪化して意識状態や呼吸状態が悪化する可能性があります。そのため、脳転移が大きい場合には積極的に手術治療を検討します。脳転移が1つしかなく3cm以上の大きさで、手術可能な場所であり、手術後の余命が6ヶ月以上期待できることが手術を行う条件です。

手術以外の治療方法は全脳照射が基本です。3cm以下の脳転移が1個から4個の場合にはまずは全脳照射を考慮します。脳転移が2個から4個あり、そのうち1つの脳転移が3cm以上であれば、3cm以上のものを手術で摘出し、残りは定位放射線照射もしくは全脳照射を行います。

転移数が5個以上の場合には全脳照射を行います。

脳転移に対する放射線治療については「甲状腺がんの放射線治療」で説明しています。

脳転移に対しては、放射性ヨード内用療法の効果は乏しいです。しかし、脳転移がある場合には、肺転移や骨転移も起こしていることが多く、肺転移や骨転移への効果を期待して放射性ヨード内用療法を行うことがあります。放射性ヨード内用療法については「甲状腺がんの放射線治療」で説明しています。

参考文献
・Brain Tumor Registry of Japan (2005-2008) Neurologia medico-chirurgica. 2017;57 Suppl 1:9-102.