がんていけんさ
眼底検査
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

対象疾患

網膜剥離緑内障白内障動脈硬化糖尿病網膜症眼底出血、黄斑変性 など

概要

目の奥にある部分(眼球内部の後面)のことを眼底と言います。眼底には血管・網膜・神経などが存在します。眼底検査はレンズを通して眼底を観察する検査で、血管・網膜・神経などの異常を調べることができます。通常は1-2分ですぐに終わりますが、より詳しく検査をする必要がある時は目薬(散瞳薬)を使って散瞳(黒目の部分を広げる)させてから検査します。身体への負担が少なく、痛みなどは伴いませんが、散瞳薬を使う場合には30分-1時間と少し時間がかかります。

メリット

低侵襲(痛みなどの身体への負担がかからない)であるため、患者さんの身体への負担が少ない

デメリット

散瞳薬を用いる場合、検査後数時間は目がぼやける

詳細

目の奥にある部分(眼球内部の後面)のことを眼底と言います。眼底には血管・網膜・神経などが存在します。眼底検査は目にレンズをあて、そのレンズを通して目に強い光を当てることで眼底を観察する検査で、血管・網膜・神経などの異常を調べることができます。
通常はすぐ終わりますが、より詳しく検査をする必要がある時は目薬(散瞳薬)を使って散瞳してから検査します。この散瞳薬を用いると、瞳孔と呼ばれる黒目の部分が広がり、眼底が見やすくなります。
身体への負担が少なく、痛みなどを伴わない簡便な検査ですが、散瞳薬を使用する場合にはさしてから30-40分待った後に検査をするので、時間がかかります。

検査の流れ

  1. (散瞳薬を用いる場合:目薬(散瞳薬)をさして、瞳孔と呼ばれる黒目の部分を広げて眼底を見やすくする。検査開始まで30-40分待つ)
  2. 検査室は光が入らないようになっている。医師の指示に従って検査をする機械に顔を固定する
  3. 目に光が当てられる。眼底カメラを用いて眼底を撮影する

検査を受ける際の注意点

  • 散瞳薬を用いた検査は眼科のある病院でしか行うことのできない検査です。散瞳薬を用いると、まぶしく感じたり、視界がぼやけたりします。検査後数時間は車の運転などの細かな作業ができなくなります。
  • 検査時にはコンタクトレンズを外します。必要であれば、メガネや替えのコンタクトレンズを持参するようにしてください。

検査でわかること

【目の病気】
眼底検査は、緑内障をはじめとした多くの目の病気の診断に役立ちます。緑内障は、自覚症状の出る前に検査を行って早期発見することができます。

【目以外の病気】
体の外から直接血管を見ることができる検査は、目の血管を見る眼底検査だけです。簡単に血管の状態を知ることができるので、目の病気のみならず、高血圧や動脈硬化といった全身の病気の診断にも役立ちます。特に、糖尿病合併症である糖尿病網膜症失明にもつながる恐ろしい病気なので、自覚症状が出る前に検査を行って早期発見することが大事です。