こうかんせいがんえん
交感性眼炎
けがや手術によって、片方の目が傷ついたとき、反対側の眼にぶどう膜炎が起こった状態
5人の医師がチェック 67回の改訂 最終更新: 2018.10.22

交感性眼炎の基礎知識

POINT 交感性眼炎とは

片方の目が怪我などで損傷した数週間から数ヶ月後に、反対側の目にぶどう膜炎が起こる病気です。片方の目の損傷によって免疫機能に異常が生じて、反対側のぶどう膜に炎症が起こることが原因だと考えられています。交感性眼炎が起こるとぶどう膜炎と同じ症状が現れます。具体的に言うと、「視力の低下」や「羞明感(光を眩しく感じること)」、「涙量の増加」などです。視力検査や視野検査、細隙灯顕微鏡検査といった一般的な検査に加えて、蛍光眼底検査でよりくわしくしらべます。ぶどう膜炎を抑えるために、ステロイド薬の点眼を行います。 目の怪我の後、反対の目の見え方にも異常を感じるときには交感性眼炎の可能性があるので、眼科を受診してください。

交感性眼炎について

  • けがや手術によって、片方の目が傷ついたとき、反対側の眼にぶどう膜炎が起こった状態
    • 片方の眼が障害を受けることで、免疫が活性化され、正常な眼に免疫反応が起こるのが原因と考えられている
    • 自己免疫疾患のひとつ
    • 目が傷ついてから2-12週程度に起こることが多い
  • 眼に外傷を受けると0.5%未満で交感性眼炎が起こる
  • 眼を手術すると0.1%未満で交感性眼炎が起こる

交感性眼炎の症状

  • ぶどう膜炎の症状
    • 視力の低下
    • まぶしいと感じる
    • 大量の涙が流れる

交感性眼炎の検査・診断

  • 一般的な眼科検査が行われる
  • 蛍光眼底造影:造影剤を用いて、眼底(ぶどう膜)の状態を調べる

交感性眼炎の治療法

  • 炎症を抑えるためにステロイド薬の点滴を行う
  • 傷があるほうの目には散瞳薬(虹彩の癒着防止のための薬)、ステロイド薬の点眼を行う

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