はくひしょう(あるびにずむ)
白皮症(アルビニズム)
メラニンが生成されない、または生成されるメラニンが足りないことにより、目や皮膚の色素が極めて薄くなる病気。
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最終更新: 2022.03.30
白皮症(アルビニズム)の基礎知識
POINT 白皮症(アルビニズム)とは
メラニン色素が不足することによって、目や皮膚の色素が薄くなる病気です。遺伝が強く関係していると考えられています。白板症の人の特徴として、白い髪や青白い皮膚や瞳、日光を浴びた場合の強い日焼けといったものがあります。斜視や乱視といった目の異常を伴うことが多いので、白板症が疑われる人は目も詳しく調べる必要があります。現在のところ確立された治療はありませんが、直接日光に当たらないようにサングラスや日焼け止めを使うことが重要です。白板症について相談したい人は皮膚科や眼科を受診してください。
白皮症(アルビニズム)について
白皮症(アルビニズム)の症状
白皮症(アルビニズム)の検査・診断
- 症状
所見 から診断されることが多いが、目の精密検査は重要眼底検査 :目の中の状態を調べる- 眼球運動機能検査:
眼振 、斜視の有無を調べる
- まれに血液中の血球成分が低下することがあるため、血液検査を行う
白皮症(アルビニズム)の治療法
- 確立された治療法はない
- 普段から気をつけること
- 直射日光に当たらない
- 紫外線用サングラスを着用
- 日焼け止めを塗る