しがいせんしょうがい(ひやけ)
紫外線障害(日焼け)
紫外線を原因とした眼や皮膚の障害。皮膚に起きたものは、いわゆる「日焼け」のことである
5人の医師がチェック 129回の改訂 最終更新: 2017.12.06

紫外線障害(日焼け)の基礎知識

紫外線障害(日焼け)について

  • 紫外線を原因とした眼や皮膚の障害
    • 皮膚に起きたものは、いわゆる「日焼け」のことを指す

紫外線障害(日焼け)の症状

  • 眼障害
    • 角膜炎
    • 結膜炎
    • 雪上や氷上作業者にみられる上記の症状を雪眼と呼ぶ
    • 溶接工でみられる上記の症状を電気性眼炎と呼ぶ
  • 皮膚障害
    • 炎症を伴わない色素沈着
    • 発赤むくみ水疱を伴うこともある
    • 炎症後に皮膚が黒くなる(日焼けをする)
    • 脱毛
    • 皮膚炎
  • 長期的に紫外線を浴び続けることは、皮膚がんの原因の一つである

紫外線障害(日焼け)の検査・診断

  • 状況の問診と診察により、診断することになる
  • 光線過敏症:普通の人よりも弱い紫外線でも皮膚障害が起こる
    • 光線過敏症の疑いがあれば光線過敏試験などを行って診断を行う

紫外線障害(日焼け)の治療法

  • 主な治療
    • 紫外線を浴びないようにすることが最も重要
    • 眼障害や皮膚障害は対症療法が中心となる
      点眼薬、痛み止め、かゆみ止めを用いる
    • 炎症が強い場合にはステロイド薬の塗り薬を用いることもある
  • 予防、再発予防方法
    • サングラスや日焼け止めクリームの使用
    • 長袖・長ズボンを着るようにする

紫外線障害(日焼け)の経過と病院探しのポイント

紫外線障害(日焼け)でお困りの方

紫外線障害は、皮膚の日焼けと眼の障害(雪目とも呼ばれます)を合わせた表現です。症状が強くてご心配な方は皮膚科、または眼科のクリニックでの受診をお勧めします。軽症の場合はいずれも、受診せずに自然経過で症状が治まるのを待つのも一つの手段です。

紫外線障害の診断は診察で行います。レントゲンやCTなどの画像検査で紫外線障害を診断することはできません。

紫外線障害の診断がついた後の治療は、すでにある程度決まったものがあります。治療の観点から、特殊な医療機関(大学病院など)を選んで受診しなければならないということはありません。クリニックでも病院でも、治療方針に差がつきにくい病気の一つです。紫外線障害の治療は、痛み止めやかゆみ止め、目薬などの対症療法です。炎症が強い場合にはステロイド薬などの内服をすることもあります。

通常の日焼けであれば様子を見ても問題ありませんが、水ぶくれになったり出血したりしたような場合には、跡を残さないように皮膚科を受診するのも良いかもしれません。

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