じんこうかしょう
腎硬化症
腎臓そのものが硬くなり腎臓の機能が低下した状態。長年続いた高血圧が原因となることが多い
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最終更新: 2026.09.27
腎硬化症の基礎知識
POINT 腎硬化症とは
腎硬化症は、高血圧や加齢などによって腎臓の細い血管が傷み、腎臓の機能が低下する病気です。高血圧の状態が長く続くと血管の壁に負担がかかり、血管が少しずつ硬くなったり、内側が狭くなったりします。腎臓には細い血管が張り巡らされているため、こうした変化が続くと腎臓への血流が悪くなり、腎臓の機能が徐々に低下していきます。 腎硬化症はゆっくりと進行することが多く、初期にはほとんど症状がありません。健康診断などの血液検査や尿検査をきっかけに、腎機能の低下を指摘されることもあります。腎機能の低下が進むと慢性腎臓病(CKD)が進行し、さらに重症になると透析や腎移植などの腎代替療法が必要になることがあります。 治療では、血圧を適切に管理するとともに、食事療法や運動療法、薬物療法などによって腎臓への負担を減らします。高血圧があり、腎機能の低下を指摘されている人は、治療内容や生活習慣を見直すことが大切です。心配な人は、かかりつけの内科や腎臓内科で相談してください。
腎硬化症について
- 高血圧や加齢などによって腎臓の細い血管が傷み、腎臓の機能が低下する病気
- 高血圧の状態が長く続くと、腎臓の細い動脈が硬くなったり狭くなったりする
- 腎臓への血流が低下し、血液をろ過する
糸球体 などが徐々に傷む - 一般的には長い年月をかけてゆっくりと
腎機能 が低下する
- 非常に高い血圧によって、短期間で腎臓の血管が傷害されることもある
- 高血圧緊急症などでみられ、急速に腎機能が悪化することがある
腎硬化症の症状
- 初期には自覚症状がほとんどないことが多い
- 健康診断などで高血圧や
腎機能 の低下を指摘されて見つかることがある
- 健康診断などで高血圧や
- 腎機能が大きく低下すると、慢性腎臓病(CKD)に伴う症状が現れることがある
むくみ - だるさ
- 食欲不振
- 息切れ
- 血圧が著しく高くなり、急速に腎臓などの臓器が障害されると、強い症状が現れることがある
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- 息苦しさ
意識障害 - 視力障害
腎硬化症の検査・診断
- 尿検査:尿蛋白や
血尿 の有無などを調べる - 血液検査:クレアチニンやeGFRなどから腎臓の機能を調べる
- 画像検査:腎臓の大きさや形などを調べる
腹部超音波検査 CT 検査
- 高血圧による他の臓器への影響を調べるため、必要に応じて検査を行う
眼底検査 心電図検査 胸部レントゲン 検査心臓超音波検査
- 他の腎臓病や高血圧の原因となる病気が疑われる場合には、追加の検査を行う
腎硬化症の治療法
- 血圧を適切に管理し、腎臓の機能低下を抑えることが治療の中心
- 食事療法:塩分の摂取を控える
- 適度な運動
- 禁煙などの生活習慣の改善
- 必要に応じて降圧薬を使用する
- ACE阻害薬
- ARB
- カルシウム拮抗薬 など
- 慢性腎臓病(CKD)の状態に応じて、腎臓の機能低下を抑える治療を行う
- SGLT2阻害薬などが使用されることがある
- 血圧が著しく高く、急速に腎臓などの臓器が障害されている場合には、速やかに血圧を下げる治療が必要
腎機能 が大きく低下した場合には、透析 などの腎代替療法 が必要になることがある- 腎硬化症の予防や進行を抑えるためには、日頃から適切に血圧を管理することが重要
腎硬化症のタグ
腎硬化症に関わるからだの部位