処方薬
セファメジンα注射用2g

セファメジンα注射用2gの基本情報

セファメジンα注射用2gの概要

商品名 セファメジンα注射用2g
一般名 セファゾリンナトリウム水和物注射用
薬価・規格 531.0円 (2g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 LTLファーマ
ブランド セファメジンα注射用0.25g 他
YJコード 6132401D4141
レセプト電算コード 620003738
添付文書PDFファイル

セファメジンα注射用2gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セファメジンα注射用2gの用途

セファメジンα注射用2gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

蕁麻疹、紅斑、好酸球増多、過敏症、発疹、顆粒球減少、BUN上昇、悪心、嘔吐、浮腫、下痢

起こる可能性のある重大な副作用

肝障害、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、痙攣、神経症状、ショック、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、血液障害、汎血球減少、無顆粒球症、発熱、咽頭痛、頭痛、倦怠感、溶血性貧血、ヘモグロビン尿、貧血症状、血小板減少、点状出血、紫斑、黄疸、急性腎障害、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、皮膚障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常

上記以外の副作用

そう痒、血清クレアチニン上昇、食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、めまい、全身倦怠感

セファメジンα注射用2gの用法・用量

  • セファゾリンとして、通常、1日量成人には1g(力価)、小児には体重kg当り20~40mg(力価)を2回に分けて緩徐に静脈内へ注射するが、筋肉内へ注射することもできる
  • 症状及び感染菌の感受性から効果不十分と判断される場合には、1日量成人1.5~3g(力価)を、小児には体重kg当り50mg(力価)を3回に分割投与する
  • 症状が特に重篤な場合には、1日量成人5g(力価)、小児には体重kg当り100mg(力価)までを分割投与することができる
    • また、輸液に加え、静脈内に点滴注入することもできる
  • <注射液の調製法>〈静脈内注射〉静脈内注射の場合、本品を注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解する
  • 〈筋肉内注射〉筋肉内注射の場合、本品をリドカイン注射液(0.5w/v%)約2~3mLに溶解する
  • (用法及び用量に関連する注意)筋肉内投与は、静脈内注射が困難等のやむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セファメジンα注射用2gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セファメジンα注射用2gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ワルファリンカリウム 作用が増強
利尿剤 腎障害が増強
フロセミド 腎障害が増強

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セファメジンα注射用2gに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • セファメジンα注射用2gは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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