処方薬
タリフロン錠100mg

タリフロン錠100mgの基本情報

タリフロン錠100mgの概要

商品名 タリフロン錠100mg
一般名 オフロキサシン100mg錠
薬価・規格 24.8円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 東和薬品
ブランド タリフロン点眼液0.3% 他
YJコード 6241006F1083
レセプト電算コード 620003984
識別コード Tw010
添付文書PDFファイル

タリフロン錠100mgの主な効果と作用

  • ハンセン病を治療するお薬です。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ニューキノロン系の抗菌剤です。細菌のDNAが増えるのをおさえて菌を殺す働きがあります。
  • ハンセン病の原因となるらい菌を殺す働きがあります。

タリフロン錠100mgの用途

タリフロン錠100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、貧血、下痢、過敏症、発疹、蕁麻疹、熱感、光線過敏症、不眠、振戦、しびれ感

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、紅斑、悪寒、呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、痙攣、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、急性腎不全、間質性腎炎、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、嘔気、嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒、無顆粒球症、発熱、咽頭痛、汎血球減少症、血小板減少、溶血性貧血、ヘモグロビン尿、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、横紋筋融解症、急激な腎機能悪化、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、低血糖、低血糖性昏睡、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、浮腫、錯乱、譫妄、抑うつ、精神症状、過敏性血管炎、関節痛、紫斑、斑状丘疹、白血球破砕性血管炎、重症筋無力症悪化

上記以外の副作用

眩暈、眠気、幻覚、興奮、不安、意識障害、錐体外路障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、尿閉、無尿、頻尿、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、白血球減少、悪心、消化不良、腹部不快感、口内炎、舌炎、口渇、便秘、腹部膨満感、耳鳴、味覚異常、視覚異常、動悸、胸痛、関節障害、発汗、高血糖

タリフロン錠100mgの用法・用量

  • オフロキサシンとして1日300~600mgを2~3回に分割して経口投与する
  • ハンセン病については、オフロキサシンとして1日400~600mgを2~3回に分割して経口投与する
    • なお、感染症の種類及び症状により適宜増減する
  • ハンセン病については、原則として他の抗ハンセン病剤と併用する
  • 腸チフス、パラチフスについては、オフロキサシンとして1回200mgを1日4回、14日間経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タリフロン錠100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

タリフロン錠100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、低血糖性昏睡
インスリン製剤 低血糖、低血糖性昏睡
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
フルルビプロフェン 痙攣
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> 本剤の効果が減弱
マグネシウム含有制酸剤<経口> 本剤の効果が減弱
鉄剤<服用> 本剤の効果が減弱
クマリン系抗凝血剤 作用を増強しプロトロンビン時間の延長
ワルファリン 作用を増強しプロトロンビン時間の延長

飲食物との組み合わせ注意

  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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