処方薬
オフロキサシン錠100mg「JG」

オフロキサシン錠100mg「JG」の基本情報

オフロキサシン錠100mg「JG」の概要

商品名 オフロキサシン錠100mg「JG」
一般名 オフロキサシン100mg錠
薬価・規格 47.5円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 長生堂製薬
ブランド オフロキサシン点眼液0.3%「JG」 他
YJコード 6241006F1156
レセプト電算コード 621753103
識別コード CH72
添付文書PDFファイル

オフロキサシン錠100mg「JG」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ニューキノロン系の抗菌剤です。細菌のDNAが増えるのをおさえて菌を殺す働きがあります。
  • ハンセン病の原因菌である、らい菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • ハンセン病の治療に用いるお薬です。

オフロキサシン錠100mg「JG」の用途

オフロキサシン錠100mg「JG」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、貧血、下痢、過敏症、発疹、蕁麻疹、熱感、光線過敏症、不眠、振戦、しびれ感

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、紅斑、悪寒、呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、痙攣、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、急性腎障害、間質性腎炎、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、嘔気、嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒、無顆粒球症、発熱、咽頭痛、汎血球減少症、血小板減少、溶血性貧血、ヘモグロビン尿、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、横紋筋融解症、急激な腎機能悪化、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、低血糖、低血糖性昏睡、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、痛み、浮腫、発赤、錯乱、譫妄、抑うつ、精神症状、過敏性血管炎、関節痛、紫斑、斑状丘疹、白血球破砕性血管炎、重症筋無力症悪化、大動脈瘤、大動脈解離、末梢神経障害、しびれ、筋力低下

上記以外の副作用

眩暈、眠気、幻覚、興奮、不安、意識障害、錐体外路障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、尿閉、無尿、頻尿、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、白血球減少、悪心、消化不良、腹部不快感、口内炎、舌炎、口渇、便秘、腹部膨満感、耳鳴、味覚異常、視覚異常、動悸、胸痛、関節障害、発汗、高血糖

オフロキサシン錠100mg「JG」の用法・用量

  • オフロキサシンとして1日300~600mgを2~3回に分割して経口投与する
  • ハンセン病については、オフロキサシンとして1日400~600mgを2~3回に分割して経口投与する
    • なお、感染症の種類及び症状により適宜増減する
  • ハンセン病については、原則として他の抗ハンセン病剤と併用する
  • 腸チフス、パラチフスについては、オフロキサシンとして1回200mgを1日4回、14日間経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オフロキサシン錠100mg「JG」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 痙攣性疾患
    • 高度腎機能障害
    • 重症筋無力症
    • てんかん
    • 大動脈瘤
    • 大動脈解離
    • マルファン症候群
    • 大動脈解離のリスク因子を有する
    • 大動脈瘤のリスク因子を有する
    • 腎機能障害
    • 糖尿病
    • スルホニルウレア系薬剤投与中
    • インスリン製剤投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オフロキサシン錠100mg「JG」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、低血糖性昏睡
インスリン製剤 低血糖、低血糖性昏睡
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
フルルビプロフェン 痙攣
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> 本剤の効果が減弱
マグネシウム含有制酸剤<経口> 本剤の効果が減弱
鉄剤<服用> 本剤の効果が減弱
クマリン系抗凝血剤 作用を増強しプロトロンビン時間の延長
ワルファリン 作用を増強しプロトロンビン時間の延長
副腎皮質ステロイド剤<注射剤・経口剤> 腱障害のリスクが増大
プレドニゾロン<注射剤・経口剤> 腱障害のリスクが増大
ヒドロコルチゾン<経口剤及び注射剤> 腱障害のリスクが増大

飲食物との組み合わせ注意

  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

オフロキサシン錠100mg「JG」と主成分が同じ薬

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オフロキサシン錠100mg「JG」に関係する解説

ニューキノロン系抗菌薬

  • オフロキサシン錠100mg「JG」は、ニューキノロン系抗菌薬に分類される。
  • ニューキノロン系抗菌薬とは、細菌の増殖に必要な酵素を阻害して殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。

ニューキノロン系抗菌薬の代表的な商品名

  • ジェニナック
  • アベロックス
  • オゼックス
  • シプロキサン
  • クラビット
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