処方薬
クラリスロマイシン錠200mg「CEO」

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の基本情報

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の概要

商品名 クラリスロマイシン錠200mg「CEO」
一般名 クラリスロマイシン200mg錠
薬価・規格 19.2円 (200mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 セオリア ファーマ
YJコード 6149003F2275
レセプト電算コード 621737301
添付文書PDFファイル

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の主な効果と作用

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の用途

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

低カリウム血症、肝炎、貧血、下痢、過敏症、そう痒、そう痒感、眩暈、頭痛、不眠、幻覚

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、痙攣、発赤、QT延長、心室頻拍、Torsade de Pointes、心室細動、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、PIE症候群、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、強直間代性痙攣、ミオクロヌス、意識消失発作、尿細管間質性腎炎、乏尿、血中クレアチニン値上昇、腎機能低下、IgA血管炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、白血球増加、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状

上記以外の副作用

失見当識、意識障害、譫妄、躁病、眠気、振戦、しびれ、しびれ感、錯感覚、味覚異常、苦味、耳鳴、聴力低下、嗅覚異常、悪心、嘔吐、胃部不快感、腹部膨満感、食欲不振、軟便、口内炎、舌炎、舌変色、口腔内糜爛、胸やけ、口渇、歯牙変色、倦怠感、浮腫、カンジダ症、動悸、脱毛、頻尿、低血糖、不眠症、激越、神経過敏症、感覚異常、妄想、運動過多、躁病反応、偏執反応、末梢神経炎、精神病、味覚減退、味覚倒錯、難聴、味覚喪失、結膜炎、皮膚そう痒感、斑状丘疹状皮疹、ざ瘡、帯状疱疹、紫斑皮疹、光線過敏性反応、発汗、逆流性食道炎、食道炎、鼓腸放屁、消化不良、便秘、おくび、再生不良性貧血、好中球減少、骨髄機能不全、肝機能異常、胆汁うっ滞性黄疸、ビリルビン上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、子宮頚部上皮異形成、膣カンジダ症、関節痛、高脂血症、トリグリセリド上昇、高尿酸血症、徐脈、無力症、アミラーゼ上昇、疼痛、しゃっくり、胸痛、寒気、酵素上昇、うつ状態、胃食道逆流、十二指腸炎、痔核、白血球増多、尿蛋白陽性、総コレステロール上昇、総コレステロール減少、尿糖陽性、尿酸上昇、熱感、血圧上昇、霧視

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の用法・用量

  • 1.一般感染症:クラリスロマイシンとして1日400mg(力価)を2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.非結核性抗酸菌症:クラリスロマイシンとして1日800mg(力価)を2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 3.ヘリコバクター・ピロリ感染症:クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
    • なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
    • 但し、1回400mg(力価)1日2回を上限とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 肝臓障害
    • イサブコナゾニウム硫酸塩投与中
    • ピモジド投与中
    • 腎臓障害
    • エルゴタミン含有製剤投与中
    • タダラフィル<アドシルカ>投与中
    • スボレキサント投与中
    • イブルチニブ投与中
    • チカグレロル投与中
    • ロミタピドメシル酸塩投与中
    • イバブラジン塩酸塩投与中
    • ルラシドン塩酸塩投与中
    • ベネトクラクス<再発又は難治性の小リンパ球性リンパ腫の用量漸増期>投与中
    • ベネトクラクス<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病の用量漸増期>投与中
    • アナモレリン塩酸塩投与中
    • フィネレノン投与中
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心疾患
    • 低カリウム血症
    • QT延長
    • 免疫低下
    • 進行期胃MALTリンパ腫
    • 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

クラリスロマイシン錠200mg「CEO」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 代謝が阻害され血中濃度が上昇
P糖蛋白の基質となる薬剤 排出が阻害され血中濃度が上昇
CYP3A酵素阻害剤 本剤の代謝が阻害され未変化体の血中濃度が上昇
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の代謝が促進され未変化体の血中濃度が低下
ピモジド QT延長、心室性不整脈<Torsade de Pointesを含む>、心血管系副作用
エルゴタミンを含有する製剤 血管攣縮等の重篤な副作用
酒石酸エルゴタミン 血管攣縮等の重篤な副作用
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩含有製剤 血管攣縮等の重篤な副作用
スボレキサント 血漿中濃度が顕著に上昇しその作用が著しく増強
ロミタピドメシル酸塩 血中濃度が著しく上昇
フィネレノン 血中濃度が著しく上昇
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> クリアランスが高度に減少しその作用が増強
チカグレロル 血漿中濃度が著しく上昇
イブルチニブ 血中濃度が上昇しその作用が増強
イバブラジン塩酸塩 過度の徐脈
ベネトクラクス 腫瘍崩壊症候群の発現が増強、副作用が増強
ルラシドン塩酸塩 血中濃度が上昇し作用が増強
イサブコナゾニウム硫酸塩 血中濃度が上昇し作用が増強
アナモレリン塩酸塩 血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
ジゴキシン 嘔気、嘔吐、不整脈
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、意識障害
グリベンクラミド 低血糖、意識障害
カルバマゼピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
テオフィリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アミノフィリン製剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
シクロスポリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
タクロリムス水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エベロリムス 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ベンゾジアゼピン系薬剤<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
トリアゾラム 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ミダゾラム 血中濃度上昇に伴う作用の増強
非定型抗精神病薬<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フマル酸クエチアピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ジソピラミド 血中濃度上昇に伴う作用の増強
トルバプタン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エプレレノン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
臭化水素酸エレトリプタン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
カルシウム拮抗剤<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ニフェジピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ベラパミル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
リオシグアト 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ジエノゲスト 血中濃度上昇に伴う作用の増強
PDE5阻害薬 血中濃度上昇に伴う作用の増強
シルデナフィル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
タダラフィル<シアリス・ザルティア> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
クマリン系抗凝血剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ワルファリンカリウム 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ドセタキセル水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アベマシクリブ 血中濃度上昇に伴う作用の増強
オキシコドン塩酸塩水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フェンタニル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フェンタニルクエン酸塩 血中濃度上昇に伴う作用の増強
抗凝固剤<CYP3Aで代謝されP-gpで排出される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アピキサバン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
リバーロキサバン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
P糖蛋白を基質とする抗凝固剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ダビガトランエテキシラート 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エドキサバントシル酸塩水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
イトラコナゾール 血中濃度上昇に伴う作用の増強、本剤の未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リファブチン 血中濃度上昇に伴う作用の増強、本剤の未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、本剤の作用が減弱
エトラビリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強、本剤の未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、本剤の作用が減弱
アトルバスタチンカルシウム水和物 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
シンバスタチン 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
ロバスタチン 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
コルヒチン 血中濃度上昇、中毒症状<汎血球減少・肝機能障害・筋肉痛・腹痛・嘔吐・下痢・発熱等>
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リトナビル 本剤の未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リファンピシン類 本剤の未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、本剤の作用が減弱
エファビレンツ 本剤の未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、本剤の作用が減弱
ネビラピン 本剤の未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、本剤の作用が減弱
天然ケイ酸アルミニウム 本剤の吸収が低下

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クラリスロマイシン錠200mg「CEO」に関係する解説

マクロライド系抗菌薬

  • クラリスロマイシン錠200mg「CEO」は、マクロライド系抗菌薬に分類される。
  • マクロライド系抗菌薬とは、細菌のタンパク質合成を阻害し細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす薬。

マクロライド系抗菌薬の代表的な商品名

  • エリスロシン
  • クラリス,クラリシッド
  • ジスロマック
  • ジョサマイ,ジョサマイシン
  • アセチルスピラマイシン
マクロライド系抗菌薬についての詳しい解説を見る