避妊
避妊の方法としてコンドーム以外にも経口避妊薬(ピル)や子宮内避妊器具(IUD)と呼ばれるものがあります。それぞれのメリット・デメリットなど、避妊の疑問について解説します。
最終更新: 2025.10.30

ピルについて

ピル(経口避妊薬)は信頼性の高い避妊法として開発された薬ですが、副効用として、月経痛の緩和、多すぎる月経量の減少、生理不順の治療、子宮内膜症の発生予防、PMS月経前症候群)の緩和など、さまざまなメリットがある薬です。ただし、毎日同じ時間に服用する必要があることと、1万人に数人の割合で起こる副作用に血栓症という病気があることに、注意が必要です。

ピル(経口避妊薬)とは? ピルの仕組みと、避妊について

ピル(経口避妊薬)は、2種類の女性ホルモンを配合した薬です。飲み忘れずに正しく飲めば、100%に近い確率で避妊できます。避妊以外にも月経痛、過多月経、生理不順やPMS、子宮内膜症の治療に使われており、月経に伴う悩みを減らすこともできます。

ピルの副作用は?

低用量ピル(経口避妊薬)には副作用があります。重大な副作用には「血栓症」があり、1万人に数人の割合で発症することがあります。そのため、血栓症のリスクが高い人(高血圧の人、ヘビースモーカー、前兆を伴う片頭痛を伴う人など)には使えません。

ピルの副効用について

ピルは避妊以外にも効果があり、月経痛、過多月経、生理不順やPMS、子宮内膜症の治療に使われています。月経に伴う悩みを減らすことは日常生活を快適にし、女性のQOLを改善します。

ピルはどこで処方してもらうの? 費用はどのくらい?

ピルは慎重に使う必要があり、市販薬として薬局で購入できない薬です。レディースクリニックなどの医療機関を受診のうえ処方してもらうようにしてください。避妊目的の場合は、保険適用外の自由診療のため、費用は自費となります。月経痛、子宮内膜症の治療目的の場合は保険適用となります。

アフターピル(緊急避妊薬)とは?

アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した性交渉の後に、妊娠を避けるために使う薬です。あくまで緊急用なので、使い方や効果は日頃から飲む低用量ピルと同じではありません。アフターピルで妊娠を回避した後は、より確実な低用量ピルの定期的な内服が望ましいです。

ピルで月経をずらせるの?(周期の調整)

海外旅行や結婚式などに合わせて月経周期を調節する際にもピルが使われています。自分の周期やイベントの日程をよく確認のうえ、医師にピルを処方してもらいましょう。