においや痛みがある粉瘤(感染性(炎症性/化膿性)粉瘤)の治療について
粉瘤が悪臭を放ったり、
1. 感染性粉瘤とは?
粉瘤(ふんりゅう、アテロームとも呼びます) に痛みやにおいがある場合・赤く腫れているという場合は、もしかしたら感染が起こっているのかもしれません。このような症状が強く現れる粉瘤を、感染性(炎症性/化膿性)粉瘤と呼びます。
粉瘤では、皮膚の下にある
2. 感染性粉瘤の治療について
粉瘤を取り除く方法として手術があります。手術では粉瘤の真上の皮膚を切開して、皮膚の下に出来た嚢胞(のうほう)という袋を取り除きます。しかし、手術の際にはひとつ注意点があります。感染して炎症が起きている嚢胞は非常に破れやすく、手術で綺麗に取り除くことが難しいのです。そのため感染性粉瘤では、手術前に感染を抑えこんで炎症をコントロールする必要があります。
手術の詳しい説明は「潰すな危険!粉瘤は手術時間5分・痛みなしの「へそ抜き法」で完治!」をご覧ください。
感染を抑える治療には、
また、同時に皮膚を切開して膿(
感染性粉瘤は通常の感染していない粉瘤と異なって、手術まで時間がかかります。無症状または、軽い症状のときに受診すると、治療期間が短くて済むので、感染性粉瘤が心配な人は早めの受診をお勧めします。