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スルペラゾン静注用0.5g
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スルペラゾン静注用0.5gの基本情報

スルペラゾン静注用0.5gの概要

商品名 スルペラゾン静注用0.5g
一般名 セフォペラゾンナトリウム・スルバクタムナトリウム静注用
薬価・規格 378.0円 ((500mg)1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 ファイザー
ブランド スルペラゾン静注用0.5g 他
YJコード 6139500F1024
レセプト電算コード 646130264
添付文書PDFファイル

スルペラゾン静注用0.5gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

スルペラゾン静注用0.5gの用途

スルペラゾン静注用0.5gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、過敏症、発疹、斑状丘疹性皮疹、そう痒、赤血球減少、血小板増多、白血球減少、ビリルビン上昇、軟便、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、急性腎障害、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、溶血性貧血、汎血球減少症、顆粒球減少、無顆粒球症、血小板減少、重篤な血液障害、劇症肝炎、肝機能障害、重篤な肝炎、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、黄疸

上記以外の副作用

嘔吐、痙攣、口内炎、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、食欲不振、神経炎、低血圧、血管炎、注射部静脈炎、注射部痛、貧血、蕁麻疹、紅斑、菌交代、カンジダ症、頭痛、血尿

スルペラゾン静注用0.5gの用法・用量

  • スルバクタムナトリウム・セフォペラゾンナトリウムとして、通常成人には1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内注射する
  • 小児にはスルバクタムナトリウム・セフォペラゾンナトリウムとして、1日40~80mg(力価)/kgを2~4回に分けて静脈内注射する
  • 難治性又は重症感染症には症状に応じて、成人では1日量4g(力価)まで増量し2回に分けて投与する
  • 小児では1日量160mg(力価)/kgまで増量し2~4回に分割投与する
  • 〈静脈内注射〉静脈内注射時、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する
  • 〈点滴静脈内注射〉点滴静脈内注射時、補液に溶解して用いる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

スルペラゾン静注用0.5gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

スルペラゾン静注用0.5gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 類似化合物<他のセフェム系薬剤>との併用により腎障害増強作用
フロセミド 類似化合物<他のセフェム系薬剤>との併用により腎障害増強作用
エタノール摂取 ジスルフィラム様作用<潮紅・悪心・頻脈・多汗・頭痛等>

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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    薬価 378.0円 ((500mg)1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 静注用
    製造会社 ファイザー
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    製造会社 ファイザー
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スルペラゾン静注用0.5gに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • スルペラゾン静注用0.5gは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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