処方薬
フロモックス小児用細粒100mg
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フロモックス小児用細粒100mgの基本情報

フロモックス小児用細粒100mgの概要

商品名 フロモックス小児用細粒100mg
一般名 セフカペンピボキシル塩酸塩水和物細粒
薬価・規格 110.6円 (100mg1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 塩野義製薬
ブランド フロモックス小児用細粒100mg 他
YJコード 6132016C1027
レセプト電算コード 610411059
識別コード @FLOMOX
添付文書PDFファイル

フロモックス小児用細粒100mgの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

フロモックス小児用細粒100mgの用途

フロモックス小児用細粒100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、好酸球増多、貧血、過敏症、発疹、蕁麻疹、そう痒感、発赤、紅斑、腫脹、関節痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、呼吸困難、血圧低下、急性腎障害、重篤な腎障害、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、間質性肺炎、好酸球性肺炎、発熱、咳嗽、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、重篤な肝炎、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、低カルニチン血症、低血糖、血清カルニチン低下、痙攣、意識障害、低血糖症状

上記以外の副作用

顆粒球減少、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、LDH上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、蛋白尿、血尿、クレアチニン上昇、浮腫、胃不快感、胃痛、嘔気、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇、口内しびれ感、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、めまい、頭痛、アルドラーゼ上昇、倦怠感、眠気、心悸亢進、四肢しびれ感

フロモックス小児用細粒100mgの用法・用量

  • 1). 小児通常、小児にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回3mg(力価)/kgを1日3回食後経口投与する
    • なお、年齢、体重及び症状に応じて適宜増減する
  • 2). 成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)通常、成人にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回100mg(力価)を1日3回食後経口投与する
    • なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、難治性又は効果不十分と思われる症例には1回150mg(力価)を1日3回食後経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フロモックス小児用細粒100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 血清カルニチンが低下する先天性代謝異常の小児等
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 腎不全
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 成人ではクレアチニンクリアランス40mL/min以下

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フロモックス小児用細粒100mgと主成分が同じ薬

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フロモックス小児用細粒100mgに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • フロモックス小児用細粒100mgは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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