さるこぺにあ
サルコペニア
加齢や栄養不良状態により筋肉の量が低下していく症状の総称
3人の医師がチェック 21回の改訂 最終更新: 2019.01.28

サルコペニアの基礎知識

POINT サルコペニアとは

筋肉の量が低下していく状態のことで、さまざまなことが原因になります。原因の一例として、加齢や栄養不足、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性筋炎などが挙げられます。症状は多岐に渡り、手足が細くなることや歩行ができなくなること、ものを上手く飲み込めないことなどが挙げられます。サルコペニアが疑われる人には筋肉量を測るためにCT検査やMRI検査、握力検査などが行われます。筋肉量を増やすことと栄養状態を改善することが治療として重要です。サルコペニアは主に整形外科で治療が行われます。

サルコペニアについて

  • 様々なことが原因で筋肉の量が低下していく症状の総称
    • 筋肉量が低下することで、日常生活がうまく送れない状態を引き起こす
    • 筋肉を構成するタンパク質や、それに関わるホルモンのバランスなどが原因で起こる
  • サルコペニアの原因

サルコペニアの症状

  • 症状は多岐にわたる(筋肉を使う活動は、すべて能力が低下する対象となる)
    • 筋肉量の減少
    • 転倒、転落
    • 日常生活動作がうまく送れない
    • 嚥下障害
    • 病気からの回復が遅くなる など

サルコペニアの検査・診断

  • 筋肉量の減少と筋力の低下または身体能力の低下などの経過から診断される
  • 筋肉量の検査
    • CT
    • MRI
  • 筋力検査
    • 握力
    • 呼吸機能(呼吸に用いる筋力)の測定
  • 身体能力テスト
    • 歩く速さ
    • バランス能力
  • その他
    • 嚥下機能(飲み込む機能)の検査

サルコペニアの治療法

  • 運動療法
    • 筋力トレーニングを行い、筋肉量を増やす
      • 栄養状態や合併症によっては、逆に筋肉量を減らすことになるので注意が必要
  • 栄養状態の改善
    • タンパク質、ビタミンDなど、筋肉を作るうえで必要な栄養管理を行う
  • 薬物療法
    • ビタミンDの内服が行われることがある

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