はいようしょうこうぐん

廃用症候群

体の活動性が落ちた状態が続くことで、肉体的、精神的な機能の低下が起こり、その結果として現れる症状の総称

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4人の医師がチェック 29回の改訂 最終更新: 2017.06.15

廃用症候群の基礎知識

廃用症候群について

  • 体の活動性が落ちた状態が続くことで、肉体的、精神的な機能の低下が起こり、その結果として現れる症状の総称
  • 高齢者の場合、ベッド上などで安静の状態が1週間続くだけで筋力の10-20%が落ちると言われており、特に高齢者では短期間の安静状態でも深刻な廃用症候群が起こる可能性がある
    • 短期間の入院などでも十分に起こりうる
    • 廃用症候群によって、寝たきりとなってしまったり認知症が進行する高齢者も少なくない

廃用症候群の症状

  • 症状は多岐にわたる
    • 肉体的な症状と精神的な症状に大きく分けられる
  • 肉体的な症状の例
  • 精神的な症状の例
    • 抑うつ元気がなく落ち込んでいる状態や気分のこと。医学的には「抑うつ」と呼ぶ。うつ病の症状の1つだが、必ずしもうつ病で起こるとは限らない状態、無気力
    • 認知症の進行
    • 食欲の低下
    • 睡眠障害 など

廃用症候群の検査・診断

  • 症状から診断する
    • 肺炎などの関節症が疑われれば血液検査や画像検査など、それぞれの状態に合わせて検査を行う

廃用症候群の治療法

  • 積極的にリハビリテーションを行うなど、不必要な安静を避ける
    • 入院の継続が必要な高齢者では、出来る限り速やかにリハビリテーション病院急性期病院で治療を受けて病状が安定した後に、リハビリテーションを主体とした治療を行うための病院などの回復期病院急性期病院で治療を受けて病状が安定した後に、リハビリテーションを主体とした治療を行うための病院に転院することも重要