はいようしょうこうぐん
廃用症候群
体の活動性が落ちた状態が続くことで、肉体的、精神的な機能の低下が起こり、その結果として現れる症状の総称
4人の医師がチェック 29回の改訂 最終更新: 2019.01.28

廃用症候群の基礎知識

POINT 廃用症候群とは

身体の活動性が低下した状態が続くことで、肉体的・精神的な機能の低下が起こってその結果として現れる症状の総称です。症状はさまざまで、筋力の低下や関節の拘縮(関節が固くなること)、褥瘡、誤嚥性肺炎などがあります。症状から診断されることが多いですが、肺炎など他の病気をともなっていれば、血液検査や画像検査が追加されます。リハビリテーションが治療になるので、低下した状態に応じた方法が選ばれます。例えば、筋力低下が中心のときには理学療法訓練を行い、飲み込む力が不十分な場合には嚥下機能訓練が行われます。廃用症候群はリハビリテーション科が中心になって診療が行われます。

廃用症候群について

  • 体の活動性が落ちた状態が続くことで、肉体的、精神的な機能の低下が起こり、その結果として現れる症状の総称
  • 高齢者の場合、ベッド上などで安静の状態が1週間続くだけで筋力の10-20%が落ちると言われており、特に高齢者では短期間の安静状態でも深刻な廃用症候群が起こる可能性がある
    • 短期間の入院などでも十分に起こりうる
    • 廃用症候群によって、寝たきりとなってしまったり認知症が進行する高齢者も少なくない

廃用症候群の症状

廃用症候群の検査・診断

  • 症状から診断する
    • 肺炎などの関節症が疑われれば血液検査や画像検査など、それぞれの状態に合わせて検査を行う

廃用症候群の治療法

  • 積極的にリハビリテーションを行うなど、不必要な安静を避ける
    • 入院の継続が必要な高齢者では、出来る限り速やかにリハビリテーション病院などの回復期病院に転院することも重要

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