処方薬
ミノマイシン錠100mg
先発
ミノマイシン錠100mgの基本情報
ミノマイシン錠100mgの概要
商品名 | ミノマイシン錠100mg |
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一般名 | ミノサイクリン塩酸塩錠 |
薬価・規格 | 50.1円 (100mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | ファイザー |
ブランド | ミノマイシン顆粒2% 他 |
YJコード | 6152005F2083 |
レセプト電算コード | 616150064 |
識別コード | @316 |
ミノマイシン錠100mgの主な効果と作用
- 病気(
感染症 )の原因となる菌を殺すお薬です。 - テトラサイクリン系の
抗生物質 です。細菌 のタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
ミノマイシン錠100mgの用途
ミノマイシン錠100mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
腹痛、悪心、胃腸障害、眩暈感、下痢、食欲不振、過敏症、蕁麻疹、光線過敏症、急性熱性好中球性皮膚症、頭痛
起こる可能性のある重大な副作用
眩暈、ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫、顔面浮腫、喉頭浮腫、意識障害、紅斑、全身性紅斑性狼瘡様症状の増悪、SLE様症状の増悪、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、発熱、倦怠感、体重減少、関節痛、網状皮斑、しびれ、自己免疫性肝炎、抗核抗体陽性、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、剥脱性皮膚炎、そう痒感、眼充血、口内炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、肝機能障害、臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、血液障害、汎血球減少、無顆粒球症、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少、貧血、溶血性貧血、重篤な肝機能障害、肝不全、急性腎不全、間質性腎炎、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、労作時息切れ、膵炎、痙攣、精神神経障害、出血性腸炎、偽膜性大腸炎、重篤な腸炎
上記以外の副作用
黄疸、嘔吐、舌炎、肛門周囲炎、歯牙着色、菌交代症、感染症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎、頭蓋内圧上昇、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆、聴覚障害、浮腫、四肢浮腫、皮膚色素沈着、爪色素沈着、粘膜色素沈着、しびれ感、AST上昇、ALT上昇、肝機能検査値異常、便秘、味覚異常、BUN上昇
ミノマイシン錠100mgの用法・用量
- 初回投与量をミノサイクリンとして、100~200mg(力価)とし、以後12時間ごとあるいは24時間ごとにミノサイクリンとして100mg(力価)を経口投与する
- なお、患者の年齢、体重、症状などに応じて適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ミノマイシン錠100mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ミノマイシン錠100mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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カルシウム経口剤 | 本剤の吸収が低下し効果が減弱 |
マグネシウム製剤経口剤 | 本剤の吸収が低下し効果が減弱 |
アルミニウム<服用> | 本剤の吸収が低下し効果が減弱 |
ランタン<経口> | 本剤の吸収が低下し効果が減弱 |
鉄剤<服用> | 本剤の吸収が低下し効果が減弱 |
血液凝固阻止剤 | 血漿プロトロンビン活性を抑制 |
ワルファリンカリウム | 血漿プロトロンビン活性を抑制 |
スルホニルウレア系薬剤 | 血糖降下作用が増強 |
メトトレキサート製剤 | 作用が増強 |
ポルフィマーナトリウム | 光線過敏症 |
ジゴキシン<服用> | 作用を増強し中毒症状 |
黄体・卵胞ホルモン混合製剤 | 効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 |
経口避妊薬 | 効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 |
外用剤を除くビタミンA製剤 | 頭蓋内圧上昇 |
外用剤を除くパルミチン酸レチノール | 頭蓋内圧上昇 |
外用剤を除くエトレチナート | 頭蓋内圧上昇 |
外用剤を除くトレチノイン | 頭蓋内圧上昇 |
飲食物との組み合わせ注意
- アルミニウムを含むもの
- カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
ビタミン Aを含むもの<レバー、あんこう、うなぎ、あゆ、海苔 など>- マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>
- 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>