ベンザブロックL

ベンザブロックLの基本情報

ベンザブロックLの概要

商品名 ベンザブロックL
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 アリナミン製薬
販売会社名 アリナミン製薬

ベンザブロックLの特徴

●イブプロフェンの解熱鎮痛作用により、のどの痛み・発熱などを緩和します。
●ジヒドロコデインリン酸塩がせき中枢に働き、せきを緩和します。
●塩酸プソイドエフェドリンが鼻粘膜の充血を抑え、鼻づまりを緩和します。
●5種の成分がバランスよくはたらいて、かぜのいろいろな症状を緩和します。
●のみやすい小型の白いカプレットタイプの錠剤です。

ベンザブロックLの効果・効能

かぜの諸症状(のどの痛み、せき、発熱、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和。

ベンザブロックLの構成成分

6錠(1日服用量)中 イブプロフェン450mg、塩酸プソイドエフェドリン135mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg、ジヒドロコデインリン酸塩24mg、無水カフェイン75mg

ベンザブロックLの用法・用量

次の量を、食後なるべく30分以内に、水又はお湯で、かまずに服用すること。
15歳以上:1回2錠。
1日3回服用。
15歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守すること。
2.カプレット(錠剤)の取り出し方
添付文書図のようにカプレットの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること(誤ってそのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる)。

ベンザブロックLの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師または歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。高熱、排尿困難
(6)次の診断を受けた人。肝臓病、腎臓病、緑内障全身性エリテマトーデス混合性結合組織病、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群肥満症
(7)次の病気にかかったことのある人。胃・十二指腸潰瘍潰瘍性大腸炎クローン病
(8)モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人。
(9)かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬等により、不眠、めまい、脱力感、震え、動悸を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ、青あざができる
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃痛、口内炎、胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便
精神神経系・・・めまい、不眠、神経過敏、けいれん
循環器・・・動悸
呼吸器・・・息切れ
泌尿器・・・排尿困難
その他・・・目のかすみ、耳なり、むくみ鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、背中の痛み、過度の体温低下、からだがだるい、顔のほてり、のぼせ
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性疱症・・・高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腎障害・・・発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
無菌性髄膜炎・・・首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等があらわれる(このような症状は、特に全身性エリテマトーデスまたは混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)。
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
ぜんそく・・・息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
再生不良性貧血・・・青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症・・・突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
呼吸抑制・・・息切れ、息苦しさ等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
便秘、口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合(特に熱が3日以上続いたり、また熱が反復したりするとき)は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

ベンザブロックLの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。